「ビーエム・ベンツがその値段?」印象の“半値以下”で買えてしまう令和の中古車事情とその理由
掲載 carview! 文:伊達軍曹 136
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こちらもドイツ製。前述したBMW 1シリーズとほぼ同じカテゴリーに属する5ドアハッチバックのメルセデス・ベンツ版だ。メルセデスのコンパクトハッチバックであるAクラスは、1998年に登場した初代と、次に登場した2台目は正直(ベンツとしては)ショボい印象がある車だったが、2012年に登場した3代目からは中身もビジュアルも激変。かなりイケてる一台になった。
とはいえそんな3代目Aクラスも今となっては少々古い印象が生まれてしまっているが、2018年に登場した4代目(現行型)であれば、最新世代のメルセデス・ベンツのデザイントーンに合わせているため、正直けっこうカッコいい。そしてもちろん、普通に乗る分にもかなりいい車だ。「メルセデス・ベンツならではのしっとりとした運転フィール」はきっと、一度体験すればクセになってしまうだろう。
そんな現行型メルセデス・ベンツ Aクラスも、これまたきれいに洗車しておけば400万円台半ばぐらいには見える車だが、走行2万km台までの中古車でも、スタート価格は総額210万円ぐらい。軽自動車の新車にオプション装備を付けた程度の総額である。
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ここまで紹介してきたハッチバックタイプの輸入車だと「自分にはあまり高そうには見えない」という人もいるかもしれない。なるほど、その意見もわからないではない。ならばコレでどうだろうか? 泣く子も黙る(?)ドイツの大人気プレミアムセダン「BMW 3シリーズ」の現行型である。
現行型3シリーズの新車価格は一番安いグレードでも600万円台半ばで、売れ筋グレードは約700万円。もちろんただ高いだけの車ではなく、中身も値段に見合ったものだ。がっちりしているが俊敏でもある走行感覚と上質なインテリア、そして充実した運転支援システムの数々は「やはりビーエムってなんだかんだ凄い! 人気が高いだけのことはある!」と、ほぼすべての人が痛感するだろう。
しかしそんな現行型BMW 3シリーズも「プチお金持ち」ぐらいの人々に売れまくった結果として、中古車市場に大量の物件が流入。そうなれば当然のように値崩れするわけで、現行型BMW 3シリーズの中古車は今、走行2万km台までの物件であっても総額260万円程度から狙うことができる。
まぁ実は「カッコいいビジュアルの“Mスポーツ”というやつはもう少し高い」とか、「マイナーチェンジ後の世代は総額380万円以上である」などの裏話はある。だが、そういった細かいことを気にするのはカーマニアだけなので、基本的には特に気にする必要はない。総額200万円台後半で狙える前期型の非Mスポーツでも十分な満足感と「いいモノ感」を、存分に味わえるはずだ。
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(終わり)
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