新型RAV4に感じた自由さはこれまでのトヨタ車にはないものだった
掲載 更新 carview! 文:伊藤 梓/写真:編集部
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くたくたになるまで遊んで帰り道でいつの間にかクルマの後席で眠っていた子どもの頃。友人たちとみんなで海へでかけて、砂だらけのままクルマに乗り込んで、車内でわいわい話しながら帰った日。当時はなんでもなかったような時間が、今思うと大切だったのかもしれないとぼんやり思い返す。そんな風にクルマにあたたかく包まれていた空間。トヨタの「RAV4」に乗っていると、不思議とそういう思い出が浮かんでくる。
今回試乗したのは、「Adventure(アドベンチャー)」というグレード。よりアウトドアへ出かけたくなるような力強いデザインが特徴だ。トヨタの新型ハイラックスが発表された時、その姿を見た瞬間「うわぁ、かっこいい! 欲しい!」と思ったが、それと通じるものがあるような気がした。
買うかどうかは別にして「このクルマなら何でもできちゃうんじゃないか」と想像を掻き立てられて、素直に憧れて欲しいと思えるクルマ。ほかのグレードはいわゆる近年の”トヨタ顔”なので、アドベンチャーは特にアクティブな若い世代には刺さりそうなデザインだと感じた。
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