トヨタ シエンタは家族や趣味を大切にする人の実用的な国民車となるだろう
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:市 健治 8
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前章で、シエンタG Cueroハイブリッドの走行フィールについてモロモロ述べた。だがこの車の本懐はそこでなく、「数人で乗る場合の乗車フィールや使い勝手」にこそある。ゆえに、お次はそこを見てみよう。
もしもあなたのご家庭が「3~4人編成」という近年の主流形態であるならば、シエンタの乗車フィールならびに使い勝手にはかなりの好印象を覚えるはずだ。
2列目シートを後ろ側にガツンとスライドさせれば、そこはまずまず広大で楽ちんな空間に化ける。さすがに2列目シートの座り心地はヴェルファイアやらアルファードやらの高級ミニバンとは違うが、そこは(そもそも値段も狙いも違う車なので)いいっこなしである。少なくとも、そんなに悪い座り心地ではない。
そして2列目をガツンと後ろまで下げた状態であっても、荷室スペースの広さは十分以上。いやもちろん、それには「邪魔な3列目シートをたたんでおく」という作業が必要なわけだが、たたむだけなら完全ワンアクションであり、3列目シートのダイブイン格納(2列目の下に3列目シートを格納すること)もかなり簡単。このあたりは国産ミニバンのお家芸と言えよう。
5人ほどで構成されるご家族の場合でも、特に問題はないはず。なぜならばシエンタの3列目シートは決して飾りではなく、「それなりに使える」設計になっているからだ。
日本人男性としておおむね一般的な体格の筆者(175cm/66kg)がドライビングポジションを適切に合わせ、そのうえで2列目シートを「やや前め」程度に座るようセットしても、シエンタの3列目には、その体格の成人男性が割と普通に座ることができる(さすがに快適ではないが)。であるならば、小学校6年生ぐらいまでの児童であれば「まあまあ余裕」ぐらいのニュアンスで、3列目にて過ごすことができるはずなのだ。
とはいえさすがに7名のフル乗車だと児童からも少々の文句は出るかもしれないし、そもそも、その状態では荷室も激狭で何も積めない。そういった大家族系の方は、当然だがもっと大きめなミニバンを購入したほうがいいだろう。
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