【1時間で2200台売れた!?】匠が味つけした2.0Lエンジン搭載の「マツダ・スピリット・レーシング」謹製「ロードスター」の存在感

「マツダ・スピリット・レーシング ロードスター」

スペックだけで名車であることが約束された2台

主なスペックは以下のとおり。

●「マツダ・スピリット・レーシング ROADSTER」
・エンジン形式：PE-VPR［RS］
・最高出力：184ps/7000rpm
・全長×全幅×全高：3915×1735×1245（mm）
・車重：1070kg
・シート：RECARO社製セミバケットシート
・価格：526万5700円（消費税込み）

●「マツダ・スピリット・レーシング ROADSTER 12R」
・エンジン形式：PE-VPR［RS］
・最高出力：200ps/7200rpm
・全長×全幅×全高：3915×1735×1245（mm）
・車重：1050kg（6MT）
・シート：レカロ社製フルバケットシート
・価格：761万2000円（消費税込み）

気になる価格差は、同じエンジンを積んだ「ロードスターRF」でビルシュタイン製ダンパーやレカロ社製シートを装備したグレードの「RS（430万8700円）」と比べ「MSRロードスター」は約95万円のプラス。

匠（たくみ）エンジニアの手作業により、吸気ポートやカムなどエンジンにチューニングを施し、出力＆トルクを向上させた「12R」は「MSRロードスター」に比べ約235万円プラスとなっています。

ネットでは「約1tで200馬力は魅力。でも、700万超えはキツい……」「ロードスターはパワー＝正義というクルマじゃない」という厳しい声はあるものの、「クルマに対する自分の理想が具現化されてしまった」「（MSRロードスターは）バーゲンプライスと言っても差し支えない」と、前向きな意見が多数派をしめていると感じました。

ところが「MSRロードスター」が2200台限定、「12R」が200台限定というこの2台、じつはもう購入することはできないんです。