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【スバルやポルシェと関係あるの?】中国BYDが「水平対向エンジン」発表。その正体や狙いとは

BYDが水平対向エンジンにこだわる理由が気になる

一方で、BYDの開発した2.0L水平対向ターボエンジンの最高出力は152kWです。この違いは、時代によって異なる排ガス規制に合わせた部分もあるのでしょうが、やはりプラグインハイブリッド専用に開発したという部分が大きく影響しているのでしょう。

ご存知のように、エンジンの最高出力というのは回転数を上げるほど増大する傾向にあります。純エンジンで走るクルマであれば、高回転まで回すスポーティなセッティングは商品力につながりますが、プラグインハイブリッドであればエンジン熱効率の優れた回転域で定常運転するような設計が正解となるからです。

BYDが独自開発した水平対向ターボエンジンのスペックが控えめだからといってスバルやポルシェより技術的に劣っていると判断するのは間違いでしょう。

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それにしても気になるには、なぜBYDが水平対向エンジンを開発したのかです。スバルやポルシェのブランディングにあやかるためだけであれば、わざわざ完全新設計となる水平対向エンジンを開発するインセンティブになるとは思えません。

考えられるのは、プラグインハイブリッドカーのフロントエンジンベイにおいて、インバーターやモーターなどと共存するために水平対向エンジンが適しているという判断があった、という推測です。そうだとすれば、どこかオワコン的に認識されている水平対向エンジンが再び注目されるかもしれません。

(終わり)

(写真:BYD、ポルシェ、スバル)

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