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今年後半発売、ピニンファリーナの億超えEVハイパーカー「バッティスタ」に先行試乗した

2速ギアボックスを装備。市販版ではモーター音も演出予定

続いて高速周回路のピットレーンに向かう、レーシングカー並の超ワイドなタイヤが発生するロードノイズ以外は何も耳には届かない…というのが最初の印象だ。ドラマチックなエグゾーストノートが響かないのは電気自動車の宿命だが、ピニンファリーナ・デザインのハイパースポーツカーからはどうしても大音量を期待してしまう。4点式シートベルトでがんじがらめになってそう感じる私はもう古いのかもしれない。

「確かにこのクルマは静かですが、それが魅力でもあります。」とニックは言う。「ドライブトレーンは最先端の技術ですが、それを誇張する音などはありません。でもそうした押し付けがましいところがないのも電気の魅力で、悪くはないと思います」とも加えた。

バッティスタには各車輪にそれぞれ電気モーターが装備されており、5通りのドライビングモードをもっている。トルクベクトリングも可能だ。電気モーターは1万7000rpmまで回るのでスムースな最高速度への到達を考えてピニンファリーナは2速ギアボックスを与えている。

ハイスピードコースに出るが、この日の天気を考えてピークパワーを400kW落として、1000kWを選択した。おそらく一般販売モデルもこのパワーで出荷されるようだが、それでも一番ダイナミックなモード「Furioza(フューリオサ:怒れる、凶暴な)」を選択したときの加速フィーリングは想像を超えるもので、ヘルメットがヘッドレストにのめり込むほどだった。ドライバーのニック・ハイドフェルドは「このダイナミックな加速はフォーミュラEよりも凄く、ロードカーとしては私が経験したことのない速さです」と語った。

サーキット上でスピードを上げ、さらに回生ブレーキへとシーンが変わる中では、バッティスタの4基のモーターが奏でる笛のような高音は魅力的に耳に届いてくる。 しかし後の取材で、ピニンファリーナはサウンドジェネレーターでより魅力的な「音」出し計画をしていることが分かった。

ピニンファリーナはこれまで合計9台のバッティスタ・プロトタイプを製作している。4~5台はオンロードテスト用、残りはクラッシュを含む構造チェックのために使われている。

完成車にはスタンダード・エアロ・パッケージとレーストラック用にダウンフォースの強い、スタビリティ重視のセッティングを施したモデルの2種類が用意される。どちらにせよスタンダード仕様でおよそ250万ユーロ(約3億2千万円)のプライスタグが付けられるはずで、ブガッティのカテゴリーに入る。いずれにせよ我々庶民にとっては想像を超える世界の話だ。

自らはステアリングを握ることは許されなかったが、今回の同乗試乗は非常に印象的であった。私たちが自らドライブをしてそのインプレッションを得るまで、さらに120kWhの電池による最大航続距離500kmを確認するまではまだ時間がある。けれども今回の試乗でバッティスタの主な内容と魅力の7割は知ることができたと思う。

ピニンファリーナはトリノにある自社工場で、まずは150台の生産を計画しており、バッティスタは今年の後半からデリバリーが開始される。

レポート:グレッグ ケーブル(Greg Kable/Kimura Office)

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