【JAIA】メルセデス-AMG GT S…「勘違いしちゃいけない」「ポルシェ928が正常進化を続けていたら」

2月某日、JAIA（日本自動車輸入組合）主催による「輸入車イッキ乗り」試乗会に参加した。各モデルの試乗はごく短時間ではあるものの、さまざまなモデルを同じ道でイッキに試乗することで、個別に試乗するのとはまた違った感覚も得られる貴重な機会になった。

今回は趣向を変えて、カービュー社内の企画・制作に携わるメンバーの率直な感想を中心に各モデルをご紹介していく。

メルセデス-AMG GT S

ロングノーズ＆ショートデッキの古典的スポーツカーフォルムをまとう「メルセデス-AMG GT」には、最新技術と走りのDNAが色濃く注入されている。4.0リッターV8ツインターボはドライサンプ化した上でフロントミッドに搭載され、さらに7速DCTを後輪軸上に配置するトランスアクスル方式の採用などにより、地を這うような低重心や俊敏なハンドリングを実現。前後重量配分は理想的な47：53とされた。今回試乗したのは、510ps/650Nmを放つハイパフォーマンス版「GT S」だ。