「シーマ」超えの足元空間!? 「ティーダ」が“コンパクト市場”に残した偉大な功績…時代を先取りしすぎた?
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 48
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1990年代後半から2000年代にかけて、コンパクトカーというカテゴリーはかつてないほどの盛り上がりを見せていました。
たとえば、トヨタ「ヴィッツ」、ホンダ「フィット」、日産「マーチ」といったモデルたちが、燃費性能や室内の広さ、そして価格の安さで競い合っていた時代でした。
一方、2004年9月に日産が発売した「ティーダ」は、既存のコンパクトカーに一石を投じるものでした。
「SHIFT_ compact quality(コンパクトの質をシフトする)」というコンセプトを掲げたティーダは、その言葉どおり、コンパクトカーとは思えないほどの高い質感が最大の特徴でした。
また、ティーダは全長4205mm×全幅1695mm×全高1535mmという5ナンバーサイズのボディでありながら、2600mmという長いホイールベースをもっていました。
そのため、後部座席をスライドすると、当時の高級セダンであった「シーマ」をも上回るニースペースを確保することができました。
インテリアは上級セダンである「ティアナ」をほうふつとさせるものとなっており、シートもティアナと同等のサイズのものが採用されました。
さらに、最上級グレードには本革シートが標準装備されるなど、これまでのコンパクトカーの常識を打ち破る仕上がりとなっていました。
なお、パワートレインにはルノーと共同開発した1.5Lの直列4気筒エンジンが搭載されたほか、プラットフォームにもルノーとのアライアンスによって生まれた「Bプラットフォーム」が採用されるなど、ティーダはルノーの影響が色濃く見えるモデルでもありました。
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