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【ぐるぐる変わってまぎらわしい?】アウディのモデル名が“迷走”中。理由は「中国の新ブランド」にあった

【ぐるぐる変わってまぎらわしい?】アウディのモデル名が“迷走”中。理由は「中国の新ブランド」にあった

アウディ A5 / S5アバント

アウディの新ブランド誕生が関係していた

ただ、2025年2月に朝令暮改とも言える命名規則の変更をおこなった背景には、中国市場が大きく関係しているといいます。いったいどういうことなのでしょうか?

ある業界関係者は次のように話します。

「アウディにとって最大の市場は中国です。中国は世界最大のBEV市場でもあることから、アウディがBEVを中心にしたモデル構成となることは必然でした。2023年に命名規則の変更をおこなったのも、中国市場に向けたマーケティングの一環だったという側面があります。

一方、2024年はBYDをはじめとする現地の自動車メーカーが大きく躍進し、日欧米の自動車メーカーの多くが苦戦を強いられています。アウディも例外ではなく、2024年における中国市場での販売台数は前年比から10%以上も減少しています。

そうなると、中国以外の先進国市場の重要度が相対的に増すわけですが、そうした市場では中国ほどBEV化が進んでいません。

また、過去の実績があるため、既存の命名規則のほうが馴染みが深いのも事実です。アウディが命名規則を元に戻したのには、こうした背景があると考えられます。もちろん、中国が重要な市場であることに変わりはありません。

アウディは、2024年11月に伝統の4つのリングが重なったエンブレムを使わず、アルファベットのブランド名を掲げた中国市場向けの新ブランド『AUDI』を発表しており、既存のアウディブランドとは異なる戦略を採用する方針のようです。

つまり、既存のアウディブランドはより既存のユーザーをメインターゲットとし、BEVに関心のあるユーザーは新ブランドがカバーをするということになります。

度重なる命名規則の変更に対して『アウディの迷走』などと論ずる声も見られますが、激動の時代において柔軟かつスピーディに対応する姿勢は、むしろアウディの強みとも言えます」

アウディは、今回の命名規則の再変更に対し「すでに発売しているモデルについてさかのぼって適用されることはない」としています。そのため、新型A5が「新型A4」になる可能性は低いと見られます。

(終わり)

>>新型アウディA5&A6のフォトはここからチェック!

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(写真:アウディ、メルセデス・ベンツ、BMW)

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