復活したばかりなのに…北米で絶不調のアキュラ「ZDX」が1年半で生産終了へ。ホンダの次なる一手とは？

アキュラ ZDX「画像：APOLLO NEWS SERVICE」

復活から1年で「ZDX」生産終了

ホンダは、北米で展開している高級ブランド「アキュラ」が販売する電動クロスオーバーSUV「ZDX」の生産を終了したことを明らかにしました。

ZDXは2009年に初登場し、2013年に一度姿を消しましたが、2023年にBEVとして復活。ゼネラルモーターズ（GM）との共同開発により、同社のUltium（アルティウム）バッテリーを搭載し、アキュラ初のBEVとして市場投入されました。

しかし、EV市場全体の需要鈍化やGMとの合弁解消（2023年末）など、環境の変化が相次ぎ、再び生産終了という結末を迎えることになりました。

現地のメディアなどによると、クーポンなども合わせると車両価格の30％にも及ぶ総額3万ドル以上の大幅な値下げキャンペーンも打たれたといいますが、販売拡大にはつながりませんでした。

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