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関COOの電撃退社を機に、今年最も印象に残った日産の社長記者会見を振り返ってみる

歴史も考え方も全く違う三社間のマネージメントに期待

ルノーによる経営統合提案の報道を見ていると、あらゆることを支配したいというフランス人のキャラクターむき出し。気持ちはわからなくはないですが、ここはそんなに焦らずにじっくり様子見をしていてほしい。

アライアンスメンバーそれぞれが持つブランドヘリテージをカネに換える方法を考えればいいと思うし、彼らはそれが得意なはず。それに則って日産と三菱が魅力的なクルマを作る。ブランド品の世界におけるフランス目線が必ずしもいいとは思えないところもありますが、それは各社がそれぞれ強い意志を持って協議、修正していけばいいのではないでしょうか。

…というわけで思い入れ部分が多く僭越なことも書きましたが、内田CEOに対する期待は小さくありません。日産以前の経歴も異色ですし、日産でのスタートはあのルノー・日産共同購買組織だし、ダットサン事業本部の経験もあります。

フランスと日本という国籍、ルノー、日産、三菱という歴史も考え方も全く違う三社間のあれこれをマネージするのに、彼の人生経歴と豊富な経験値がどう活かせるか? ではないでしょうか。

「覚悟を決めて社長になった」

会見の中での内田CEOの言葉が印象に残りました。どんな局面の登板であれ、新社長就任記者会見で過去には聞いた記憶がありません。なかなか言えないこの言葉の裏にはきっと私が想像できないくらいの様々な思いがこもっているのだろうと思います。そんなこともあり、期待を込めて今後も継続的にウォッチしていくつもりです。

……と、書いているそばから、関COOが日本電産に移籍するというホンマでっか!? なニュースが飛び込んできました。内田CEOの今の心境はいかばかりか…。今後の会社運営にどんな物語が待ち受けているのか、この事態でさらに目が離せなくなりました。

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みんなのコメント

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  • 2019/12/29 15:15

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    この前、初代のフーガに乗る機会があったが、あのカッコ良さ、走りの良さはなんなんだ!
    別に日産ファンじゃないけど、頑張ってほしいね。落ちるとこまで落ちたんだから、あとは上がるしかないじゃん。良い意味で怖いものなし。腹括ったら何でもできる。
    キックス、新型ノートに新型エクストレイル…楽しみである。
  • 2019/12/29 20:09

    違反報告

    ルノーのいいなり社長ならいらない。
    早く資本比率を平等にして、日産の独立性を確保することが先決。
    タイで生産したキックスではなく、新型ジュークを日本に投入してください。
    シルフィもティアナも早く新型を日本で発売して、
    シルフィはブルーバード、ティアナはローレル、フーガはセドリックで発売。
    昔の名前を復活することで、日産の復活をアピールするのもいいと思う。
  • 2019/12/30 09:29

    違反報告

    S30を横に置いて、心機一転の会見をしたんなら、ユーザーが日産に何を期待しているのかを分かっているのだろうか。
    これまでの日産車で評価が高かったモデルを振り返り、そのモデルのテイストを持った新型を出して欲しい。

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