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ダットサンはプレミアムブランドとして再復活させてほしい

もうひとつ気になるのは日本とアジアでの復活です。アジアでの日産は1980年代のダットサンブランドの廃止以降落ちっぱなし、三菱はこのまま消滅してしまうのではないかと心配するような状態でしたが、アジアンコンパクトSUVの「エクスパンダー」のスマッシュヒットでようやく一息ついた感じと、どちらにしてもプレゼンスが低い。

そのキーになるのがダットサンブランド。以前、ダットサンブランドは一旦廃止して忘れた方がいいというコラムを書きました（https://carview.yahoo.co.jp/article/column/20180907-20104261-carview/）が、いろいろ考えるうちに、やはりダットサンブランドの立て直しを中心にするのが良いのではないかと思うようになりました。

ダットサンブランドのロゴは古き良きダットサンを想起できるものに戻す。良いプラットフォームを開発して、日産車の斜め上のプレミアムやスポーティ路線のクルマに仕立てて復活させる。そのプラットフォームを使って個性が感じられる三菱車をつくる。場合によってはEVのスペシャリテをダットサンブランドで出してもいいかもしれない。

ブランド縮小するような報道もありますが、ダットサンというヘリテージブランドを活用してなんとか過去の栄光を取り戻して欲しいと願います。