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決定的な弱点はないが選択肢は他にもあるという現実。ホンダの次世代を待ちながら新型「インサイト」を吟味する

決定的な弱点はないが選択肢は他にもあるという現実。ホンダの次世代を待ちながら新型「インサイト」を吟味する

ホンダ 新型「インサイト」

発売前から皮肉を背負った新型の宿命

ニッポン乗用車史上、ここまで皮肉な車名があるだろうか。

インサイトとは「洞察力」という意味の英語。だが過去3世代のホンダ「インサイト」は、少なくとも販売実績を見る限り市場を洞察できていたとは言えない。にもかかわらず、この度インサイトは不死鳥のように蘇って4代目が登場した。

歴代モデルがハイブリッド車だったのに対し、今回は電気自動車として登場。また過去のモデルが国産車だったのに対し、新型は中国生産の輸入車だ。3000台限定販売。

折しも今春、ホンダは次世代電気自動車として開発し、発売目前だった「0(ゼロ)シリーズ」(以下、ゼロシリーズ)のうち、主要なモデルの開発を中止した。またそれらの基本コンポーネンツを用いてソニーと共同開発していた「アフィーラ」のプロジェクトにもストップをかけた。

新型インサイトはつまりホンダが電気自動車の開発および販売のペースを落とし、当面はハイブリッド車に力を注ぐと表明した直後に登場した電気自動車ということになる。

もちろん新型車というのは先週決めて来週発売できるようなものではなく、インサイトの日本投入はゼロシリーズの開発中止表明よりも先に決まっていた。そういう意味で、4代目は史上最速で、発売前に皮肉な状態になってしまった。

(次のページに続く)

#新型インサイト #ホンダ #試乗記 #電気自動車 #EV

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