右を向いても左を向いても「ルーミー」だらけの中、あえて「ソリオ」を選ぶ人の“静かな自尊心”を解剖する
掲載 carview! 文:伊達軍曹 98
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気がつけば、どこにでもトヨタ「ルーミー」がいる。走っている、停まっている。
軽自動車を除く販売台数ランキングではほぼ常にトップ10圏内に入っており、もはや「(軽を除く)ニッポンの標準的ファミリーカー」として、君臨または定着しているのだろう。
もちろん、ボディサイズとの比較で考えれば圧倒的に広い室内や、何かと便利なスライドドアやその他装備、そして「トヨタ」という絶対的な安心感と手頃な車両価格――等々の条件がそろっていれば、ごく普通に暮らしているファミリーがこぞってルーミーを選ぶのも、当然といえば当然である。
だがルーミー1強とも言える実用ファミリーカー戦線のなか、類似する小型トールワゴンであるスズキ「ソリオ」も意外と健闘している。
2026年3月には5528台を売って全体の19位に付け、翌4月は台数こそ4634台まで落としたものの、順位は14位へとジャンプアップ(?)。スズキとトヨタの販売力やブランド力の圧倒的な差を考えれば「まあまあよく売れている」と評価できるのが、ソリオの数字なのだ。
ソリオは、ルーミーという(一般的なファミリーカー戦線のなかでは)かなり強大な敵を向こうに回し、なぜこんなにも健闘できているのか?
筆者の勝手な妄想ではあるが、言わずもがなな「走行性能の良さ」以外の理由を推測してみることにしよう。
(次のページに続く)
#ルーミー #ソリオ #ソリオバンディット #スズキ #トールワゴン
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