BMWの新型EV「iX3 M」プロトを捕捉。次世代Mモデルが本格始動、高性能仕様で開発進行中

BMW iX3 M 次期型プロトタイプ「画像：APOLLO NEWS SERVICE」

青いキャリパーが物語るMモデルの本気度

目撃されたiX3 M プロトタイプには、フロント21インチ／リア22インチの大径ホイールが装着されており、Mモデルを象徴するブルーのパンチング加工ブレーキキャリパーも確認されています。

現時点ではボディ形状に大きな変更は見られませんが、Mモデル専用の足まわりやブレーキ、シャシー剛性の強化などが進められていると考えられます。今後は空力性能を高めるエアロパーツの装着も予想されます。

iX3は「BMW史上最も高額な開発プロジェクトのひとつ」とも伝えられており、新たなデザイン言語やEV専用の新アーキテクチャを採用。

さらに、BMWとして初めてシャシー内に最新世代バッテリーを組み込んだ構造が採られており、剛性の向上と重心の最適化が図られています。これらは、今後のMディビジョンにとっても大きなアドバンテージとなるはずです。