新型「ステップ ワゴン」発売 価格は299万~384万、工場出荷めどは4~5ヶ月
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:ホンダ技研工業 81
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ホンダが新型「ステップ ワゴン」を5月27日(金)に発売します。価格は299万8600円~384万6700円。グランドコンセプトは「#素敵な暮らし」。安心と自由を表現したスタイリング、くつろぎの室内空間(国内ホンダ車史上最大の室内空間)、移動時の信頼性(最新の安全運転支援機能を標準装備)という3つの提供価値を目指して開発されました。
エクステリアは、「STEP WGN AIR(以下ステップ ワゴン エアー)」と「STEP WGN SPADA(以下ステップ ワゴン スパーダ)」の2つのタイプを設定。ステップ ワゴン エアーは、クリーンでシンプルなデザインに細いメッキモールを配して上質感を表現。ステップ ワゴン スパーダは、ワイドで存在感のあるフロントグリルとボディ下端全周に配置したメッキのモールによって、ステップ ワゴン エアーとは違ったワイルド感を演出しています。
インテリアは、歴代モデルで築いてきた「家族のための大空間」を進化。ステップ ワゴン エアーは、温かみのある色を使いリビングのような室内空間に、ステップ ワゴン スパーダは、ダークトーンのカラーを使いスタイリッシュで上質な室内空間を表現しています。また乗る人の視野を安定させることで乗り物酔いを起こしにくくするという水平基調なインテリアデザインも採用されています。
その他にステップ ワゴン スパーダをベースとして、エクステリアにはプラチナ調クロームメッキ加飾、インテリアはスエード調表皮&プライムスムースのコンビシートなどを採用して質感をさらに高めつつ機能を充実させた「STEP WGN SPADA PREMIUM LINE(ステップ ワゴン スパーダ プレミアムライン)」を設定しています。
シートアレンジでは、2列目シートに前後のロングスライドだけでなく、左右にもスライドできる構造を採用(キャプテンシート仕様のみ)。3列目シートは、着座位置を高くして、前方のシートとヘッドレストの形状を工夫したことで開放的な視界を確保しました。また3列目のシートクッションの厚みを増すことで、3列目の居住性を高めています。3列目シートにはステップ ワゴンの特長とも言える床下収納を採用しています。
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パワートレーンは、ホンダの2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」と、1.5L直噴ターボガソリンエンジンの2種類。4WDはガソリンモデルのみに設定しています。
先進安全技術は、安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全タイプ標準装備。アダプティブクルーズコントロール(ACC)は全タイプ渋滞追従機能付きとなり、新たな機能として、後方誤発進抑制機能、近距離衝突軽減ブレーキ、オートハイビーム、渋滞運転支援機能であるトラフィックジャムアシストを追加しました。また、ステップ ワゴン スパーダ プレミアムラインには、アダプティブドライビングビームを標準装備しています。
その他には、オーディオなどのインフォテイメント系の情報とナビや運転支援情報を左右のメーター内に表示する、10.2インチのデジタルグラフィックメーターの採用、開く角度を任意に設定可能なメモリー機能を追加したパワーテールゲート(タイプ別設定)、軽く指先を触れるだけで開閉ができる静電タッチセンサー式を世界初採用したパワースライドドア、空調制御とフィルターの組み合わせで空気を浄化する空調システム「Clean Air(クリーン エアー)」を全タイプに標準装備しています。
販売計画台数は月間5000台。ホームページによると納期はガソリン車が4ヶ月程度、e:HEVが5ヶ月程度とのこと。デザインやパッケージングが気に入った人はなるべく早めに販売店に向かったほうが良さそうです。
<終わり>
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