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【日本軽視はもう終わる?】日産長期ビジョンで見えた大転換…「スカイライン」と「エルグランド」が握る再起のカギ

日本再重視は本気か。日産が“リード市場”に据えた意味

今回の戦略で見逃せないのが、日本市場の位置づけの変化だ。日産は日本・米国・中国を「リード市場」と定義し、単なる販売拠点ではなく、技術と戦略を牽引する中核とした。

日本では、2026年登場の新型エルグランドに次世代プロパイロットを導入し、2027年度末までにエンド・ツー・エンドの自動運転を実現する計画だ。また、2028年度以降には新型コンパクトカー群を投入し、2030年度に55万台規模まで販売を引き上げる目標を掲げた。

2025年度見通しの42万台から見ると、約3割増という強気な数字だが、その前提にあるのが「若年層への再アプローチ」である。これは単なる販売増ではなく、ブランドの再定義を意味している。

今回の日産の長期ビジョンは、「AI」「電動化」「商品構造改革」を一体で提示した点で、これまでよりもはるかに具体性が高い。ただし、その成否を左右する要素は明確だ。すべては“実際に出てくるクルマの出来”にかかっている。

その試金石となるのが、次世代プロパイロットを搭載し、2026年夏に発売予定の新型エルグランド、そしてブランドの象徴として復活するスカイラインだろう。

日産は今、“技術の会社”へと再び舵を切った。それが市場にどう受け止められるか。答えは、これからの新型車が示すことになる。

(終わり)

(写真:日産)

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