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ピレリカレンダー、ピュアなエロスへの回帰…

■ピレリカレンダー第37作目が完成!

タイヤメーカーのピレリは、1964年から40年以上にわたって制作し続けているカレンダーの2010年版を発表した。「女性美」というテーマのもと一流のカメラマンがトップモデルを撮りおろしたもので、その質の高さからアート作品としても扱われている。

2008年に中国を舞台に撮影したパトリック・デマルシェリエ、2009年にボツワナで撮影したピーター・ビアードに続き、今回の2010年は気鋭のアメリカ人写真家テリー・リチャードソンがブラジルを舞台に撮影を行った。

■テーマは「ピュアなエロスへの回帰」

リチャードソンは、遊び心あふれるピュアなエロスへの回帰を30枚の写真で表現。彼がレンズを通して追求したのは、フェニミティの明るい部分を浮き彫りにするようなシンプルなファンタジーと挑発だという。

彼はピレリカレンダーの原点に敬意を表し、60年代から70年代にかけてロバート・フリーマン(1964年)、ブライアン・ダフィー(1965年)、ハリー・ペッチノッティ(1968 と1969年)などが制作したナチュラルでオーセンティックな作風を踏襲。また、女性の真実の姿を見せるためレタッチングなど人工的なテクニックは使用せずあくまでも自然に仕上げている。

作品中の雄鶏、サーベル、水しぶき、古タイヤはリチャードソンが綴る物語にリズムとハーモニーを与え、さらにポップアートからの影響や、慣例に縛られない彼独自のスタイル、エロスなどと融合し、タブーとされるものに形を与えたという。その結果、背景から一切の飾りを排したシンプルで本質に根ざした作品となったようだ。

リチャードソンは次のようにコメントしている。
「優れたフォトグラファーは一瞬を捉えるものだからアシスタントや余計な装置は使わずに撮影した。テクニックを使わないのが僕のテクニックだよ。レンズは僕の目だ。そして、精神力や真実の一瞬を捉える能力、アングル、色使い、ライト、風景が僕のフォトグラフィックアートの本質的な要素だよ」

なお、残念ながらピレリカレンダーは非売品だ。

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