新型「エルグランド」は「アルファード」の牙城に迫れるか? クルマの出来以上に重要な“リセール価値を作る売り方”
掲載 carview! 文:APOLLO NEWS SERVICE 100
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日産の次期型「エルグランド」が、各メディアで話題を集めています。
すでにメディア向けのプロトタイプ試乗会も開催され、一部では5月下旬から先行受注がスタートしたとも報じられています。SNS上でも見積もり内容を投稿するユーザーが多く見られ、「日産再生の旗頭」として期待値は高まっています。
しかし、このクラスには大きな壁があります。年間8万6959台(2025暦年)を販売する、トヨタ「アルファード」の存在です(「ヴェルファイア」の3万3031台を除く)。
同時期のエルグランドの販売台数は1426台(月平均約119台)。約60倍もの大差がついており、「単にクルマの出来が良い」だけで簡単に逆転できる状況ではありません。
通常、高額な新型車が登場する際、ディーラーは歴代モデルの既存顧客を中心に乗り換えを促進します。とくに1世代前のモデルに乗るユーザーは、有力なターゲットとなります。
しかし、現行エルグランドの販売規模を考えると、そこからの乗り換え需要だけでは母数が限られます。
他車種からのアップセルを狙うにも、現在の日産の売れ筋は「デイズ」や「ノート」「セレナ」などであり、ここから一気に最上級ミニバンへステップアップする層は、限定的にならざるを得ないのが実情です。
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