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東京オートサロンの熱狂ぶりを見て今の日本のプロ野球に似たものを感じた - 東京オートサロン

オートサロン的なものは今後も一部で熱狂を生み続けるだろう

数字を見ても、弱小と言われることが多い東京ヤクルトスワローズですら2019年の1試合平均入場者数は2万7543人。昭和の時代は外野スタンドで酔っぱらいのおっさんが寝ていたり、カップルがチューをしていた南海ホークス(現福岡ソフトバンクホークス)の1試合平均入場者数は、今やなんと3万6891人だ。

プロバスケットボールのB.LEAGUEをくさすわけでは決してない。だが同リーグの2018-19シーズンにおける「最多」の入場者数でも1万2972人であったことから考えると、現在のNPBは過去のような「キラーコンテンツ」ではなくなったものの、依然として「おばけコンテンツ」ではあるのだ。

東京オートサロン2020における来場者および各チューナーの熱気、そして各自動車メーカーや各輸入車インポーターの本気っぷりを見るにつけ、筆者はNPBと車いじりカルチャーとの相似を感じずにはいられなかった。

両者とも、外野の分析者から見れば「過去のカルチャー」であり、実際、それを愛好する者の絶対数は減ってきている。また今後自動運転や電動化がさらに進むごとに、全体としてのシュリンク傾向は強まっていくのかもしれない

だがそれは「モノや娯楽が少なかった時代のマス向けコンテンツが、時代が下るごとに分派していった」というだけのことで、そのカテゴリーの死滅を意味しているわけでは決してないのだ。

20年後のことはさすがにわからない。だが少なくともおそらく今後10年ぐらいは、東京オートサロン的なるものは「一部で」熱狂を生み続けるだろう。

その「一部」は、お茶の間から見ればマイナーな存在なのかもしれない。だがその内部は、分派してマスではなくなったことで、よりディープに熱く煮えたぎるのだ。

(ジャーナリストコラム 文:伊達軍曹)
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伊達軍曹(だて ぐんそう):自動車コラムニスト
外資系消費財メーカー勤務を経て自動車メディア業界に転身。「IMPORTカーセンサー」編集デスクなどを歴任後、独自の着眼点から自動車にまつわるあれこれを論じる異色コラムニストとして、大手メディア多数で活動中。

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