「レガシィ」が築いた黄金時代をもう一度。SUV全盛期にレクサス「ES」や「クラウン」が仕掛ける“ワゴンの逆襲”
掲載 carview! 文:APOLLO NEWS SERVICE 41
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1990年代から2000年代前半にかけて、日本の自動車市場ではステーションワゴンが空前のブームを巻き起こしました。
輸入車ではボルボ「850 エステート」やメルセデス・ベンツ「Cクラス ステーションワゴン」、BMW「3シリーズ ツーリング」といったモデルがステータスシンボルとして君臨。
国産車でもスバル「レガシィ ツーリングワゴン」を筆頭に、日産「ステージア」やホンダ「アコード ワゴン」など、各メーカーが魅力的なラインナップを揃えていた時代がありました。
セダン譲りの低重心による優れた走行性能と、スタイリッシュなフォルム、そして高い積載性を両立したパッケージングは、当時のドライバーにとって理想的な選択肢だったのです。
しかし現在、ワゴン市場は「絶滅危惧種」と言われるほど縮小しています。かつてはワゴンに近いパッケージングだったスバル「フォレスター」も、代を重ねるごとに完全なクロスオーバーSUVへとシフトしました。
この衰退には、多人数乗車と圧倒的な空間効率を誇るミニバンの普及、そしてアイポイントの高さと悪路走破性を武器にしたSUVの台頭が大きく影響しています。
見栄えと実用性の双方を重視するユーザーがコンパクトモデルやSUVへ流れたことで、ワゴンのリセールバリューが低下し、さらなる需要減を招くという悪循環に陥っているのが現状です。
今やワゴンは、人気低迷が叫ばれるセダンよりも選択肢が少ないカテゴリーとなっています。
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