ダイハツ製造のモデルがトップ3に2台。続々増える「OEM車」のメリットとは？ 今後さらに増える可能性も

スズキ ランディ

軽自動車のOEM車は主に“ダイハツ系”と“スズキ系”

では、現在ラインアップしているOEM車の概要を紹介していこう。

まず軽自動車のOEM車は、ダイハツ系とスズキ系の大きく2タイプに分類でき、主にブランドエンブレムや車名エンブレム、そしてグレード展開などでオリジナル車との違いを打ち出している。

トヨタは以下のモデルをラインアップする。コペンGR SPORTはダイハツと同じ名称で販売しているのも特徴だ。

軽乗用車「ピクシスエポック」・・・ダイハツ「ミライース」ベース
軽キャブオーバーバン「ピクシスバン」・・・ダイハツ「ハイゼットカーゴ」ベース
軽トラック「ピクシストラック」・・・ダイハツ「ハイゼットトラック」ベース
軽スポーツカー「コペンGR SPORT」

多彩なOEM車をラインアップするのがマツダだ。

軽乗用車「キャロル」・・・スズキ「アルト」ベース
軽キャブオーバーワゴン「スクラムワゴン」・・・スズキ「エブリイワゴン」ベース
軽ハイトワゴン「フレア」・・・スズキ「ワゴンR」ベース
軽スーパーハイトワゴン「フレアワゴン」・・・スズキ「スペーシア」ベース
軽SUV「フレアクロスオーバー」・・・スズキ「ハスラー」ベース
軽キャブオーバーバン「スクラムバン」・・・スズキ「エブリイ」ベース
軽トラック「スクラムトラック」・・・スズキ「キャリイ」ベース

スバルは、コアなファンが存在する「サンバー」がOEMに切り替わったことでも話題となった。

軽乗用車「プレオプラス」・・・ダイハツ「ミライース」ベース
軽ハイトワゴン「ステラ」・・・ダイハツ「ムーヴ」ベース
軽スーパーハイトワゴン「シフォン」・・・ダイハツ「タント」ベース
軽キャブオーバーバン「サンバーバン」・・・ダイハツ「ハイゼットカーゴ」ベース
軽トラック「サンバートラック」・・・ダイハツ「ハイゼットトラック」