フォードGTの真の実力を追求しパフォーマンスを極限まで高めた「フォードGT MKII」が公開
掲載 更新 carview! 写真:フォード・モーター
掲載 更新 carview! 写真:フォード・モーター
米フォードモーターは7月4日、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにて、フォードGTのサーキット専用マシン「フォードGT MKII」を公開した。
伝統ある英国のカーイベント、グッドウッドでアンベールされたフォードGT MKIIは、FIA世界耐久選手権やIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権で活躍する「フォードGT レースカー」をベースに、レースサプライヤーのマルチマチックとのコラボで開発されたもの。
ロードカー、レースカーに続くこのフォードGTシリーズ3番目のモデルの主眼は、法規やレースレギュレーションによる制約を一切取り払い、フォードGTのパフォーマンスを極限まで高めた点にある。フォードによれば、各種レギュレーションの影響でレースカーの出力はロードカーに比べ150馬力もダウンしており、熱心なファンからの「フォードGTの真の実力を知りたい」との要望に応える必要があったという。
結果、完成したフォードGT MKIIは、空力、ウェイト、シャシー性能、エンジンパワーまで全方位が強化されたモンスターマシンに仕上がった。リアにはレースカーを凌ぐ大型リアウイングを装備しベースモデル比400%増のダウンフォースを稼ぐ一方、フロントにも新型のレーシングスプリッターやディフューザーが奢られ、空力バランスに整合を取っている。また、車高調整システムやドライブモード選択システム等が取り払われたことで、ロードカーに比べ90kg超の軽量化を達成し、あわせて減衰力調整式ショックアブソーバーの採用と低められた車高により、ハンドリング性能の向上も図られている。
パワーユニットは変わらず3.5リッター エコブーストとなるが、各種のくびきを解かれたことで最高出力は700馬力にまで高められている。増大したパワーを受け止めるブレーキはロードカーと同じくカーボンセラミック製の大径タイプだ。
わずか45台の生産台数からも将来的にコレクターズアイテムとなる可能性が高いフォードGT MKII。注目の価格は120万ドル(約1.3億円)と発表されている。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
【リッター“6円以上”値上げも!】 レギュラー平均185.1円! ガソリンは2週連続の値上がり! 個人にも企業にも大きな影響が
バランスに苦しんだレッドブル、ふたつの転換点。アメリカGPで投入のアップデートが復活のキモ
ブリヂストン、トラック・バス用全天候型タイヤ「M899」を3月発売 2サイズで全4種類
“トヨタ”ノフェラーリな「AERO OVER CROWN SPORT」初公開!? 約60万円で「クラウン」を「スーパーカー」化! プロサングエ風な「カスタムモデル」とは
遊び倒す自信しかない! 「ロゴス仕様の軽キャブコン」がついに誕生!! エアコンも装備可能な内装とは
公正取引委員会、東京ラヂエーターに下請法違反で勧告 下請け30社が金型2389点を無償で保管
ボクスホール「ヴィヴァーロ」「ヴィヴァーロ エレクトリック」にスポーティなGSトリムを追加
安心のウェット性能&ロングライフのスポーツバイク用タイヤ「MICHELIN POWER SHIFT」がミシュランから2/7発売
実は日本と似ている!? ヨーロッパの二輪免許〈中免〉的制度や〈大型の限定解除〉もある【Vento Italiano N.2】
ハースがレースチーム体制を変更、F1史上初の女性レースエンジニアが誕生。2025年型マシンのデビューは2月16日の予定
「エンジンブレーキは迷惑行為!」で物議を呼んだ「エンブレ問題」って何!? そもそもなぜ「エンジンブレーキ」は存在し、どう使うべきなのか?
艶感が増し増しに!フリード e:HEVが一部改良でクリア塗料変更や、安全系装備の選択肢を拡大
なぜ「マツダ3」に「SUBARU」ロゴ!? ゴミから生まれCO2排出激減の「再生カーボン」が結んだ異色のコラボ
【まさかのシャコタンも】ランクル70、250、300のドレスアップ仕様多数 カスタム仕様をチェック
【まだまだ現役】レクサス「IS」一部改良。人気の特別仕様車“モードブラック”の第4弾も…481万円から
【ちょっと待った!】「ガソリン高騰でハイブリッドがお得」は間違い。元が取れない理由とそれぞれのメリットを解説
【オートサロン名物】怖いモノ知らずな学生。ダカールラリーの怪物トラックを「ジムニー」でつくる?
【まるでアルファード】改良「ソリオ」は装備&燃費向上に“オラオラ顔”で勝負。唯一の心配は値上げ
【魔物から東欧風まで?】アルファードやN-BOXなどミニバン系カスタムマシンが「そうくるか」の大変身
【徹底解剖】2.0L幌ロードスター「12R」の今わかっていることまとめ。ハイパワー化で走りは安定志向に?
【完全熟成の予感】VW「Tロック」に四駆&ブラックスタイル登場。TDIエンジンとの組み合わせで今が最高の買い時か
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!