中古車購入時は車検ありがお得なの？状態の違いや確認時のポイント【購入ガイド】

中古車購入時は車検ありがお得なの？

中古車として販売されている車は、車検の有無や残りの期間（満了日）がそれぞれ異なります。では、購入する中古車は「車検あり」の方がお得なのでしょうか。掲載されている車検状態の表示の意味を正しく理解していれば、より納得できる中古車を購入できるでしょう。

今回の記事では、車検の仕組みや車に付いている車検表示の意味を中心に解説し、お得に中古車を購入する方法を紹介します。中古車購入を検討されている方はぜひご一読ください。

• ※目次※
• 1.中古車購入後の車検はいつ受けるの？
• 2.中古車の車検の残り期間を調べる方法とは？
• 3.中古車購入時の車検の表示の意味
• 4.中古車購入時に車検が切れているとどうなるの？
• 5.中古車購入後の車検費用はいくらかかるの？
• 6.中古車購入時は車検ありの車がお得なの？

中古車購入後の車検はいつ受けるの？

中古車の車検は、どのようなタイミングで受ければ良いかご存じでしょうか。車検は初回検査が新車購入後3年後、その後は車種や用途によって異なりますが、基本的に2年に1回検査を受ける義務があります。

中古車購入後の車検は、購入時の残りの期間によって変動し、新車購入時とは仕組みが異なります。そこで、まずは中古車の車検の仕組みを改めて確認しましょう。

2年以内のケースが多い

中古車の普通自動車の車検は、2年ごとに受けることが定められています。例外的に初回登録から1年未満の車を除き、中古車は2年ごとに車検を受けなければなりません。そのため中古車を購入する際は、車検の残り期間に従い2年以内に車検を受けるケースが多いでしょう。

車検はいつでも受けることができ、有効期間が満了日を迎える1か月前から満了日までの間であれば、残り期間が無駄になることなく車検を受けられます。車検が切れている車は公道を走ることはできず、違反した場合は罰則を受けてしまいます。そのため、車検満了日が過ぎる前に、なるべく早く車検を受けておくと安心でしょう。

車検の残り期間によって変動する

中古車として販売されている車は、直前の車の所有者が手放したタイミングによって、車検が残っている「車検あり」の車から、期限が切れている「車検なし」の車までさまざまです。また、車検の有無だけでなく、車検の残りの期間も異なります。

購入時点で車検が切れている場合、名義変更の前にまず車検に通す必要があります。この際に車検を受けていれば、購入後2年間は車検を受ける必要がありません。購入した中古車によって、次の車検時期が変動することを覚えておきましょう。