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新型レガシィ試乗、イノベーションの成否は?

“偏愛”を生みだした技術至上主義

ヤバい、いろんな意味でヤバいクルマが登場したと思った。そう、新型レガシィ・ツーリングワゴン。初代が出た89年から数えて実に20年ぶりに登場した5代目モデルである。

現在、レガシィの国内における保有台数は約68万台。そのうち16万台が今年車検を迎えるそうで、それだけでもいかにビジネスチャンスか、いかにファンに愛されてきたかがわかるが、それ以上に問題なのはその個性である。レガシィがなにゆえにここまで人気を博してきたかというと、独特の偏愛されぶりにあると私は見ている。当初「本格的乗用ワゴンが他になかったから」と説明されてきたが、それ以上に大切なのはスバルらしさで、要するに当時珍しいステーションワゴンというボディに、独特のマジメさとクルマ作りが奇跡的なまでにかみ合った結果なのだ。

 具体的には独特のフィーリングと加速感を持つ水平対向エンジンと、そこに起因する異様に曲がるフルタイム4WDの足回り、その上に載った珍しくも使い勝手のいいワゴンボディの組み合わせが一部のクルマ好き、アウトドア好きから圧倒的支持を得てきた。それは一種の偏愛とでも言うべき状況だ。

 そもそもスバルは他の量産メーカーがやらないある種の技術至上主義をモットーとするメーカーで、他がもっと利益重視でウケ狙いのクルマ作りをするのに対し、彼らは彼らが思う“いいクルマ”を作ることに終始する。そこにはマーケティング志向はあまりなく、それが結果的にいいクルマを生んできた。まさにクルマ好きの聖域とでも言いたくなる部分で、広島のマツダとも少し重なるが、実にヨーロッパ的な日本ブランドなのだ。

 しかし、時代はますますマニアックなクルマ作りやワゴンボディを評価しなくなり、環境規制とグローバル化がそこに追い打ちをかける。そこを突破すべく、思い切ったスバルらしい手法で作られたのがこの5代目レガシィなのである。

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