新車は高すぎる!…ならコスパよくゴージャス気分になれるクルマはいかが? 今でも200万円台には見えない国産中古車3選
掲載 carview! 文:伊達軍曹 56
掲載 carview! 文:伊達軍曹 56
セダン以外では「ステーションワゴン」も順調に(?)人気薄化しているジャンルであるため、けっこうゴージャスな1台を、比較的安価な予算で狙える。
例えばマツダのフラッグシップステーションワゴンだった「アテンザワゴン」(2012~2019年)と、その改名バージョンである「MAZDA6ワゴン」(2019~2024年)は、総額200万円ちょいぐらいの予算で、何らかのゴージャスな車を入手したい」と考えている人には大いにおすすめできる。
2012年11月に登場したマツダ「アテンザワゴン」は新世代技術「SKYACTIV」と「魂動デザイン」を採用した、当時のマツダのフラッグシップモデル。
ボディサイズは全長4800mm×全幅1840mm×全高1480mmというなかなか堂々たるもので、パワーユニットはディーゼルターボの「SKYACTIV-D 2.2」と直噴ガソリンエンジンである「SKYACTIV-G 2.0」、そして新開発された「SKYACTIV-G 2.5」の3機種。トランスミッションは6速ATが基本だが、ディーゼルターボ車にはなぜか6MTも設定され、一部の好事家を狂喜させた。
そして2014年11月のビッグマイナーチェンジと2016年8月のマイナーチェンジを経て、2018年5月には再び大幅改良を実施。さらに2019年7月には「MAZDA6ワゴン」へと改名されたわけだが、2018年5月の二度目の大幅改良が行われた後の世代に限ってみても、アテンザワゴンは比較的低走行な物件を総額180万円程度から見つけることができる。そしてMAZDA6ワゴンのほうも総額220万円付近から、好条件な1台を検討可能だ。
後期型アテンザワゴンおよびMAZDA6ワゴンは、「まさかこのステーションワゴンが200万円ちょいには見えない!」というビジュアルの1台であり、そういった周囲からの評価うんぬんを抜きに考えても、「静かなるゴージャス感にしみじみ満足できる」というニュアンスの素晴らしいステーションワゴンだ。
コンディションの良い物件を見つけることさえできれば、そのコスパは果てしなく高いだろう。
<終わり>
(写真:トヨタ、日産、マツダ、ホンダ、スズキ)
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