【1年半遅れ】今春登場の新型「ムーヴ」…HEVナシ、20万円値上げも“スライドドア採用”で一発大逆転へ

ダイハツ ムーヴ

発売直前でお蔵入りとなった新型「ムーヴ」

ムーヴは1995年の初代の発売以来、ダイハツの主力軽自動車として6代にわたり長年親しまれてきた人気車種です。本来であれば、2023年7月にフルモデルチェンジを果たし、7代目が登場すると言われていました。

しかし発売の直前の2023年4月に、ダイハツの型式指定申請における不正が発覚し、その後同年12月にさらなる不正が見つかったとして、ダイハツは全車両の生産と出荷、車両開発を停止しました。

ムーヴは、新型の開発が完了していながらもモデルチェンジされることなく、2023年6月29日に生産を終了し、現在に至ります。

不正発覚前の時点でダイハツは、フルモデルチェンジに先駆け、すでに各ディーラーへ新型ムーヴの内容を簡単に記したリーフレットを配布していました。そのリーフレットには、新型ムーヴの外観や価格帯までもが記載されており、スライドドアになることが明記されています。

いまさら開発を白紙に戻し新たなモデルを作るとは考えられないため、今後登場するであろう新型ムーヴ（7代目）が、スライドドアを採用することはほぼ間違いないでしょう。