【軽MT車が高すぎる】中古の「アルトワークス」は新車超え、“軽トラ/軽バン”まで高騰…MT車はもう庶民のクルマじゃない?
掲載 carview! 文:小林 和久(株式会社ヘンシュウシャ) 87
掲載 carview! 文:小林 和久(株式会社ヘンシュウシャ) 87
かつては軽自動車の一番安いグレードに、必ずと言っていいほどMT(マニュアルトランスミッション)が設定されていました。農家が使う軽トラやさまざまな業務で使う軽バンはもちろん、「アルト」や「ミラ」といったベーシックな軽乗用車にも5速MTは当たり前のように存在していたのです。
ところが今、その風景は様変わりしています。気付けば新車で選べる軽自動車のMT車は、ほぼ消滅してしまいました。
現在、軽自動車で新車のMT車を探そうとすると、その選択肢のなさに驚かされます。
スズキのラインアップを見ると、「ジムニー」には当然のようにラインアップされていますが、アルトはすべてCVTに切り替わり、「ワゴンR」にわずか1グレードだけMTが残っている状況です。「ハスラー」も「エブリイワゴン」も、いつの間にかMT設定が消えています(※商用車「エブリイ」はMTあり)。
ダイハツでは、外観からはジムニーと似たオフロード系のイメージもある「タフト」にもMTはなく、「コペン」がかろうじて設定を持っていますが、現行モデルは生産終了が近づいています。
ホンダでは、嬉しいことに「N-ONE」のスポーティグレード「RS」にしっかりと6MTを搭載してくれています。
軽自動車以外でも、ほとんどの車種にMTを用意してくれていたマツダも、「ロードスター」以外では「マツダ3」のファストバックと「マツダ2」の一部にのみ残してくれています。
トヨタのGR系やその他一部のスポーツ系には存在しますが、日常使いを想定した普通のモデルでMTを選ぼうとすると、選択肢は極めて限られます。
「昔は一番安いグレードに必ずMTがあった」という記憶を持つ世代には、隔世の感があるでしょう。
今年1月の「東京オートサロン2026」にて、「日産フェアレディZ ニスモ」にMT追加が発表されましたが、当初MTをラインアップしなかったのは、「ニスモ仕様として速さを考えたら明らかにATだった」との理由だとお聞きしています。
それでも「運転を楽しめるのはMTだ」というユーザーの熱望する声に、メーカーも納得して追加したのは間違いないでしょう。
つまり、速さを求めるならMTではナンセンス。楽しさを得るならATよりもMT、言い換えれば遅くたってMTなら楽しめるわけです。
(次のページに続く)
#マニュアル車 #MT車 #軽自動車 #中古車 #価格高騰
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