新エンジン搭載が“吉”C4&C4ピカソに試乗
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:菊池 貴之
C4ベースのマルチパーパスビークル=MPVがC4ピカソで、ヨーロッパにはボディの短い2列シートの5人乗りも存在するが、現在日本に導入されているのは3列シート7人乗りの仕様のみ。したがってボディサイズは4590×1830×1685mm、ホイールベース2730mmと大きく、とくに前後方向に長い印象で、それにともなって重量もそれなりに嵩むから、車重は1600kgを超える。となると1.6リッターNAではどう考えても力不足なので、日本仕様のピカソには1.6リッター直噴ツインスクロールターボエンジンが組み合わせられている。
しかも興味深いことに、トランスミッションは4段ATと2ペダル6段MTのエレクトロギアボックスシステム=EGSの2種類が用意され、それによってエンジンの特性も異なるという懲りよう。4段AT用が140psのパワーと24.5kg-mのトルクを発生、6段EGS用はトルクの数値こそAT用と同じだが、パワーが150psに跳ね上がる。しかも車重はAT仕様が1660kg、EGS仕様が1650kgと後者の方が軽いから、当然パフォーマンスも後者の方が上だろう。それでいて、いずれも「C4ピカソ 1.6Tエクスクルーシブ」と呼ばれるモデルのプライスは377万円と、両者に共通なのがまた面白い。
三浦半島で開かれた試乗会に用意されていたC4ピカソは4段AT仕様のみだったが、そのドライバーズシートに収まると、まずはキャビンが明るく開放感に溢れていることを実感する。C4ピカソはもともとフロントウインドーが広大で前方の視界が猛烈にいい上に、新しい日本仕様はすべてパノラミックガラスサンルーフを標準装備しているから、余計に開放感を実感するのである。それに加えて、全般にヘッドルームが充分に確保されていることも、乗った人間にそういった開放感を与える要因のひとつだろう。ただし開口部の数が多く、しかもそれぞれの面積が広いボディゆえに、同じC4でもハッチバックのような剛性感はなく、路面によっては若干緩い印象を与えることがある。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
【角田裕毅F1第22戦展望】昨年の反省をもとにセットアップを2種類用意。FP2で「だいたいの方向性は見つかった」
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
勝田貴元、パンクで後退も挽回「まだ諦められない。ファンの声援が力になる」/ラリージャパン デイ2
いよいよ正式発表!? デザイン一新の[新型フォレスター]登場か! トヨタHV搭載でスバル弱点の燃費は向上なるか
荒野にポツンと1軒のカフェ!?…25ドルでキャンプサイトを確保。オーストラリアはトレイルも何もかもナメてかかってはいけません!【豪州釣りキャンの旅_10】
ローソン初日15番手「路面コンディションに苦労。今日の学習を役立て、トップ10に食い込みたい」/F1第22戦
ボッタス、PUエレメント交換で5グリッド降格が決定。RB勢はエキゾーストを交換/F1第22戦
タナクが王座目指して猛加速。僚機2台はクラッシュ&失速、トヨタに選手権逆転の光明【ラリージャパン デイ2】
燃費と運転体験の両立 フォルクスワーゲン・ゴルフ GTEへ試乗 電気で最長130km走れるHV!
北米の自動車博物館ハシゴ旅! 往年のF1GPカー「ペンスキーPC-1」に出会えて大感激!!…が、展示車両数の多さにすべてを見ることができずに大後悔…
角田裕毅 初日10番手「一日のなかで状況を好転させ、方向性を見出した。Q3進出のため調整を続ける」/F1第22戦
イモトアヤコ、600万円超の「“オシャ”ハイエース 」購入! 「車中泊楽しそう」「テンション上がる」反響多数のゴードンミラー「GMLVAN V-01」とは
現行型が今も販売好調な「フォレスター」だが、日本のユーザーが選ぶべきは…やはり新型である理由
800万円は高いか安いか!? レトロ風で最新の安全装備充実!ミツオカ創業55周年記念車「M55」発表
【3分でわかるモデル解説】なんとなくMINIがほしいけど、どれを買えばいいか迷ってしまう初心者へ
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!