トヨタが採用を広める第2世代版・自動ブレーキを体験して見えたこと
掲載 更新 carview! 文:小林 秀雄/写真:トヨタ自動車
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トヨタが開発した予防安全パッケージの「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」(以下、TSS)。いわゆる衝突被害軽減ブレーキであるプリクラッシュセーフティをはじめ、車線からの逸脱を抑制する機能や夜間の視認性を高める機能など、複数の運転支援技術をワンパッケージにした先進安全装備だ。
そのTSSは、昨年末にマイナーチェンジされた現行「アルファード/ヴェルファイア」から、より進化した第2世代版が採用されている。具体的にどこが進化したかといえば、まずはセンサーとして使用される単眼カメラとミリ波レーダーのスペックだ。第2世代TSSはカメラで物体や人の「形」を、レーダーで物体や人との「距離」を認識して、さまざまな予防安全機能を実現させている。それらセンサーの性能向上により、プリクラッシュセーフティで認識できる対象が増え、夜間の歩行者や自転車の運転者も検知することができるようになった。
また、センサーが性能を向上しただけでなく、小型化も実現。コンパクトカーを含む、より多くの車種に搭載することが可能となっている。従来のTSSは使用するセンサーの違いによって「P」と「C」の2種類が用意され、コンパクトカーには主にレーザー(赤外線)レーダーを使用した「C」が採用されてきた。今後はいずれも第2世代版(単眼カメラとミリ波レーダーの組み合わせ)に置き換えられていく予定なので、さらに安全性を高めたTSSが、より広くグローバルに普及されていく見込みとなっている。
そして先日、その第2世代TSSの一部機能を体験できるメディア向けの説明会が、トヨタの東富士研究所にて開催された。夜間の検知機能も体験するため、夜の8時45分までスケジュールが組まれる異例の試みということもあって、多くのメディア関係者が参加した。実際に夜間のプリクラッシュセーフティ、しかも歩行者の検知ともなればめったに経験できない(リアルワールドでは絶対に経験したくない)ことである。そんな貴重な試乗を通して体感することのできた、第2世代TSSの性能を早速レポートしていこう。
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