アジアが鍛えたワイルド&ゴージャスなSUV、パジェロスポーツに試乗
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
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一方、それとはウラハラなのが骨太な走行フィールでメインエンジンはアジア的にエコな最新2.4リッター直4MIVECディーゼル。三菱初の8速ATと組み合わされ、従来モデルから17%も燃費を向上。それでいてパワー&トルクは180ps&430Nmで、特にトルクは極太。
しかも駆動方式はパジェロ譲りの本格4WDシステム「スーパーセレクト4WD-II」。フロアのダイヤル1つで「2H」「4H」「4HLc」「4LLc」とスーパーローギアまで選べる上、ボタン1つで電子制御の「ヒルディセントコントロール」や「オフロードモード」が選べる。
これがやっぱり軟派なシティ派SUVとは違うのだ。シフトを入れたとたんに、ガンと駆動系に振動が伝わり、ギア周りの剛性感を感じさせ、スーパーローの「4LLc」を選べば、エンジン高回転のまま超低速で急な荒れ地をグイグイ登っていく。この本格風味とゴージャスさの組み合わせは今までの三菱SUVにはないかもしれない。
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