Aクラス廃止から一転、メルセデス・ベンツが2028年まで延命決定。新型SUV投入の可能性も浮上

Bクラス

Bクラスは販売減により2026年に生産終了

マーケティング＆セールス担当のマティアス・ガイゼン氏は海外メディアに対し、「CLAに続き、新しいMMAアーキテクチャをベースにしたモデルをさらに投入する予定です。長期的にはメルセデス・ベンツの世界にもエントリーレベルのモデルが登場するでしょう」と語っています。

現時点では詳細は不明で、車名やボディスタイル、パワートレインなども未発表です。ただし、ドイツメディアによれば完全新シリーズではなく、既存SUVの改良版として登場する可能性が高いとされています。GLAをベースとした小型クロスオーバーSUVになる見通しです。

一方、Bクラスは販売台数の減少により2026年に生産終了を迎える予定です。22年間、3世代にわたる歴史の幕を閉じることになります。

新型SUVは、Aクラスが生産終了する2028年より前に登場すると見られ、現行GLAより下に位置づけられるエントリーSUVとして市場に投入される可能性があります。

（終わり）

（写真：APOLLO NEWS SERVICE、メルセデス・ベンツ）