スペックV×アルファ8C 怒涛の異種混合バトル
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:菊池 貴之
さて、スポーツドライビングの舞台のひとつである伊豆のワインディングロードに辿り着いた2台、『carview』編集長と交替でそれぞれの真髄を味わう。僕はまず8Cコンペティツィオーネのコクピットに収まり、いざコーナーの連続へ。ここでも8Cは、V8エンジンを熱く吼えさせながらワインディングに挑むが、その態勢はあくまで姿勢変化を小さく保ったヨーロッパのスポーツGTの正統的なもので、限界内ではボディが縦方向にも横方向にも小刻みに動かない上に、ステアリングの操舵力や路面からのキックバックの影響も最小限に抑えられて、全体としては実にステイブルでコンスタントな印象のフットワークを示しながら、コーナーの連続を駆け抜けていく。一度適量に切り込んだら、ほとんど修正を必要としないステアリングが素晴らしい。
履いているのは20インチのPゼロだから、グリップに不足はなく、コーナリングスピードは充分に速いが、一度だけ、こんなことがあった。コーナリングの撮影をしている右コーナーにアプローチしつつ、Qセレクトをパドルで3速から2速へ。そのアプローチスピードが常よりも若干速かったために、シフトダウンのタイミングが想定したよりちょっと遅れたことが一因で、コーナーへいつもより若干速く、したがってスローイン/ファストアウトを徹底できない状態で飛び込んでいったときのことだ。仕方なくスロットルを浮かせたままステアリングを切ってアペックスに向かったとき、テールがフッと浮き上がるように接地感を失いかけて、一瞬ヒヤッとした。アンチスピンデバイスたるVDCのスイッチは切っていなかったから、それ以上にデンジャラスな状況にはなり得ないはずだが、“普通の”スーパースポーツである8Cコンペティツィオーネが、状況によっては公道上でも限界近くに到達する可能性があることを、その瞬間は示していたのだった。逆にいえばVDCが、かなりドライバー任せのセッティングになっている、ということか。
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