【絶不調】日産には“逆点の”ニューモデルが必要。「好調なトヨタにあって、日産にはない」車種とは?
掲載 更新 carview! 文:山本 晋也 243
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2024年度上半期(4~9月)、もっとも売れた登録車はトヨタ「カローラ」でした。日本向けの5ナンバーボディのセダン「カローラ」とワゴン「カローラツーリング」、3ナンバーボディでグローバル仕様の「カローラスポーツ」、SUVスタイルの「カローラクロス」などバリエーションが豊富なことも半年で7.7万台をセールスした原動力になったのでしょう。
一方、かつてカローラのライバルとして日本市場を二分した「サニー」の名前はいまや日産の新車ラインナップから消えてしまっています。さすがに4ドアセダンのサニーを復活させても経営は好転ないでしょうが、日産のラインナップにカローラクロスのライバルが見当たらないのは事実です。
「RAV4」を「エクストレイル」で追撃しているのであれば、カローラクラスにガチンコでぶつけるライバルモデルも必要です。基本的なアーキテクチャーはエクストレイルと共通としながら、丸目ヘッドライトとウッド風サイドパネルを与えた「サニーカリフォルニア」を復活させれば、CセグメントSUV市場における台風の目になるかもしれません。
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クロスオーバーSUVでは、トヨタはプラグインハイブリッドを充実させています。前述したRAV4のほか、スタイリッシュな「ハリアー」にもプラグインハイブリッドを設定。レクサスの人気モデルである「RX」や「NX」にもプラグインハイブリッドがあります。また、カテゴリーは違うもののハイブリッドの象徴といえる「プリウス」にもプラグインハイブリッド仕様が用意されています。
一方、日産のラインナップにはそもそもプラグインハイブリッドの設定がありません。エクストレイルのプラットフォームは、アライアンスを組んでいる三菱「アウトランダー」と共通なのは知られています。そのアウトランダーがPHEV(プラグインハイブリッド)ということは、日産もプラグインハイブリッドをラインナップすることは不可能ではないはずです。
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