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最新のフェラーリ「296スペチアーレ」は60年前の名車をオマージュ? 往年の名作「ディーノ206/246」に思いを馳せる

最新のフェラーリ「296スペチアーレ」は60年前の名車をオマージュ? 往年の名作「ディーノ206/246」に思いを馳せる

フェラーリ ディーノ

サーキットの興奮を公道で味わえる珠玉のスポーツカー

ディーノは、1956年に当時のF2用レーシングユニットとして誕生したV6DOHCの血統を受け継ぐ心臓を、コクピット背後に横置き搭載したフェラーリ初のミッドシップ・ロードゴーイングスポーツである。エンジンがレーシングユニットに由来するだけでなく、クルマそのものの構成もレーシングカーに非常に近い。

そのプロトタイプは、1966年シーズンにポルシェ「カレラ6」と熱いバトルを繰り広げた珠玉の2リッターレーシングスポーツ「ディーノ206S」だった。

206Sは、エンジン縦置きのミッドシップ構造だが、その65度のバンク角を持つV6ユニットは基本的に共通だし、楕円チューブと角型鋼管によるラダーフレームを主構造とし、それにサブフレームとボディパネルを組み付けた構造もレーシングカーとオーバーラップする。ディーノはサーキットの興奮を公道で味わえる珠玉のスポーツカーなのだ。

生産型ディーノは、1967年にまず2リッター(180hp)ユニットを積む「ディーノ206GT」としてデビューし、2年後の1969年に2.4リッター(195hp)の「246GT」に進化する。

ディーノは246GTに進化するにあたりエンジンだけでなく、ホイールベースを60mm、全長を110mm拡大。ボディパネルもアルミから量産化に適したスチールに変えた。

これに伴い車重は1080kg(206は900kg)に増大したが、排気量拡大がもたらすポテンシャルアップは圧倒的で、トップスピードは206GTの225km/hに対し240km/h、0→96km/h加速は7.5秒から6.8秒に大幅短縮した。

(次のページに続く)

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