【ガチ比較】新型フォレスターの強みや弱点とは? ライバルのRAV4、エクストレイル、CX-5との違いはズバリここ
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 11
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 11
ところで「渋滞ハンズオフ機能」ってご存じですか? これは、高速道路の渋滞時においては走行中もハンドルから手を離しても運転できる機能。もちろんACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)としてアクセルやブレーキ操作も車両が行ってくれるから、ドライバーは周囲の状況を見ながらスタンバイしつつ、いざという時だけ運転に介入すればOKです。
何を隠そうこの機能は、高速道路の渋滞に巻き込まれることがあるのなら本当に便利。一度使うと手放せない超親切機能です。筆者は週に幾度も首都高速の渋滞に巻き込まれるので、この機能がとっても役に立つ。だからぜひ欲しい!
新型フォレスターの「EX」系グレードには、そんな渋滞ハンズオフ機能が標準装備されています。そして上記ライバルの中で、現時点でそれを搭載するのはフォレスターのみ。これって活用シーンが日常的にある人にとっては、フォレスターを選ぶべき大きな魅力になり得るでしょう。
実はトヨタも新しい車種にはその機能が搭載され始めているので、年内の国内仕様正式発表が噂されている次期型RAV4には搭載される可能性が高そう。ただ、ひとつだけスバルとトヨタの違いをお伝えしておくと、この機能が作動する速度上限はトヨタの(現状仕様)だと40km/hですが、スバルは50km/h。この10km/hの違いって結構大きかったりします。
ちなみに“ほぼ自動運転”ともいえるこの機能ですが、ドライバーの操作が不要とはいえ運転中にスマホやテレビを見たりするのはNG。それができるのは、かつてホンダが世界初として「レジェンド」で実現したような「本当の自動運転」の領域となります。ですが、あるのとないのでは渋滞通過時における運転の疲労度が全然違うし、渋滞に対する精神的な部分も違いますね。
(次のページに続く)
>>新型フォレスターとライバル3モデルを写真でざっくり比較する
\あわせて読みたい/
>>新型フォレスターを「高い」「デザインが野暮ったい」「デカい」でナシとする人に言いたい“アリ”とする理由
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