「スープラ」や「スカイラインGT-R」にあって「GR86」や「ロードスター」にないもの。古い国産スポーツカーが高騰する深いワケとは
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 114
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かつての国産スポーツカーは、高い走行性能と個性的なルックス、そしてなによりも若者でも手が届く価格だったことが大きな魅力でした。
現代のクルマにはない魅力をもったそれらのスポーツカーは、当時ならではの味わいがいまでも多くのファンを惹きつけています。
しかし、現在ではこうしたモデルは年々希少性を高めており、想像以上のプレミア価格で取引されるケースもめずらしくありません。
たとえば、1980年代後半から2000年代前半にかけて登場したトヨタ「スープラ」や日産「スカイラインGT-R」、ホンダ「NSX」といったモデルは、当時の新車価格を大きく上回る水準で中古市場に並んでいます。
なかでも、R34型のスカイラインGT-Rは当時の販売価格の10倍以上へと相場が高騰しており、高値の個体だと5000万円をゆうに超える価格で取引されています。
また、A80型のスープラも状態の良い個体であれば、オークションで2000万円を超えるケースがあるようです。
なぜ、それほどまでに当時の国産スポーツカーが高騰しているのでしょうか?
(次のページに続く)
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