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FFの「シビックタイプR TCR」に500馬力級のVTECターボ搭載!? HRCがS耐に投入したレーシングエンジンが速すぎた

FFの「シビックタイプR TCR」に500馬力級のVTECターボ搭載!? HRCがS耐に投入したレーシングエンジンが速すぎた

シビックタイプR TCR

「スペックD」をFFの「シビックタイプR」に投入

今回HRCは、スーパー耐久未来機構が認めた開発車両で争われる「ST-Q」クラスを走る「シビックタイプR HRCコンセプト(#271)」に最高峰のスペックDエンジンを投入した。

#271は、世界的にメジャーなツーリングカーカテゴリーに属する「シビック タイプR TCR」をベースに、HRCがチューニングした車両。様々なパフォーマンスパーツが取り付けられているが、基本はFFのシビックタイプRがベースのレーシングマシンである。

昨年11月のSF19での搭載テストからの変更点は、エンジンマウント(SF19はミッドシップ車両)、オイルシステムの変更(ドライ→ウエットサンプ)、エキゾーストシステムの変更の3点。具体的なパワーなどのスペック詳細は明かされなかったが、TCR車両向けにセッティングを調整しているとはいえ、500馬力以上は出ているだろう。

練習走行枠で#271をドライブした大津弘樹選手は、次のようにエンジンの印象を話す。

「とにかくパワーの出方に衝撃を受けるぐらい速い。スポーツ走行ではGT3マシンと一緒に走る機会もあったが、同じぐらいのパワー感があるし、速度もどんどん伸びていく。TCRのマシンで『こんなスピードが出ていいの?』って思うぐらいの衝撃でした」

TCR車両に搭載しレースをするのは今回が初めて。大津選手も「パワーカーブなど、初めはかなり(運転が)難しかったんですけど、回(セッション)を重ねるごとに皆さん(エンジニア)が調整してくれたことで、かなり扱いやすいような特性になってきた」とレースウィーク中の進歩を語る。

大津選手によると、ブーストがかかった後のパワーの出方はSUPER GTの車両に近いとのことで、現在のSUPER GT車両は550馬力以上が出ていると言われており、それに近しい強大なパワー、かつ前輪駆動ということも相まって「空飛ぶんじゃないかっていうぐらい(大津選手)」のフィーリングだと語ってくれた。

「Bコーナーの立ち上がりとかは結構難しくて、フロントタイヤのホイールスピンが始まっちゃうとコースにとどまれないくらい(グリップが)パンッと抜けちゃたりしたが、アクセルでのコントロールのしやすさなどを制御で色々と調整してもらって、かなり良くなった(大津選手)」

ちなみに、金曜日の練習走行の時点で最高速は自らのゼッケン番号である#271に近い数値をマークしたというから驚きだ。

(次のページに続く)

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