打倒「アルファード」への秘策は? 26年度登場の新型「エルグランド」は日産復活の起爆剤となるか
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 122
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次期エルグランドの登場は、低迷する日産にとって「復活の狼煙」となることは間違いありません。ただ、前出の業界関係者は「懸念点も多い」と話します。
「次期エルグランドのライバルとなるのは、言うまでもなくアルファード/ヴェルファイアです。そのため、次期エルグランドは、アルファード/ヴェルファイアを徹底的に研究したうえで、ライバルにはない特徴を持った高級ミニバンとして登場すると思います。
しかし、高級感や燃費性能でアルファード/ヴェルファイアをしのぐことは容易ではありません。そこで考えられるのが、e-POWERの強みを活かした『走り』に特化することです。もちろん、ミニバンであるため高い居住性は確保されると思います。また、それなりの価格帯になることから、質感や機能装備も一定以上のものとなることは確実です。
しかし、それだけではアルファード/ヴェルファイアに打ち勝つことはできません。
かつてのエルグランドがそうであったように、次期エルグランドも『走り』に特化した高級ミニバンとなることで、ライバルとの差別化を図る可能性は高いと考えます」
ターンアラウンド(企業再生)を進める日産にとって、次期エルグランドと目される大型ミニバンが起死回生の一打となるのか注目が集まります。
なお、大型ミニバンとは別に、2025年度内にも「新型軽自動車」や次世代「リーフ」「コンパクトEV」が登場することが予告されており、これらについても続報が待たれます。
(終わり)
>>次期エルグランドと目される「ハイパーツアラー」を写真でチェックする
◎あわせて読みたい:
>>アルファード/ヴェルファイアが改良で“お得度”に変化は? オーナーの評価や最新納期もまとめた
(写真:トヨタ、日産)
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