最強の猛暑が続く! 車内が高温になると壊れやすい装備とは?
掲載 carview! 文:山本 晋也 58
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夏休み、海へ山へとクルマで出かける機会も増えている人も多いはず。では、真夏の、屋根のない駐車場にクルマを置いておくと車内はどうなってしまうのでしょうか。
なんの対策もせず、炎天下で駐車していると車内温度は50度を超えてしまうこともあるといいます。筆者も45度まで測ることのできる温度計をラゲッジルームの中に置いて、数時間後に確認してみたことがありますが、温度計の針は目盛りを軽く振り切っていました。
ダッシュボード上など直射日光があたる部分ではさらに温度が上がるのは自明で、場合によっては70度を超えてしまうこともあるといいます。
はたして、こうした環境はクルマを傷めてしまわないのでしょうか?
結論からいえば、すぐさま何かが壊れてしまうことは少ないでしょうが、間違いなくクルマには負担をかけ、劣化が進みやすくなるといえます。
その要因は、熱と紫外線です。
季節を問わず、紫外線は樹脂パーツをじわじわと劣化させていきます。ヘッドランプの樹脂カバー部分が黄ばんでしまう原因が紫外線というのはよく知られていますが、ダッシュボードなど室内の樹脂パーツも紫外線によって劣化、熱による伸縮も影響して、ひび割れてしまうことがあります。
いわゆる経年劣化といえるもので、対策としては可能な限り屋根付き駐輪場に保管しておくしかないともいえますが、ユーザーの不注意によってせっかく装着した用品を壊してしまうケースが増えているのはご存知でしょうか?
それがドライブレコーダーです。
交通事故やあおり運転の対策としてドライブレコーダーを取り付けることはいまやマスト。そんなドライブレコーダーのフロント用ユニットはガラス面に装着していることがほとんどです。
炎天下で駐車するときには室内を少しでも熱くならないようにしようと、サンシェードをフロントウィンドウにセットすることが多いでしょう。銀色で光を反射するサンシェードは室内の温度上昇をわずかに防ぐ効果はありますが、そのセットの仕方によってはドライブレコーダーユニットに反射光を当ててしまうことがあるのです。
アルミホイルをお椀のように丸めて太陽光を集めることで調理するというエコクッキングのアイデアもありますが、同じようなことがサンシェードとドライブレコーダーの間で起きてしまうと、ドライブレコーダーが熱で壊れてしまうことも。
ドライブレコーダー本体は無事でも、映像を記録するメモリーカードが熱で壊れてしまってはドライブレコーダーをつけている意味がありません。ドライブレコーダーを装着している場合はサンシェードの使い方には十分気を付けたいものです。
同じように、ETCユニットも熱で動かなくなってしまうことがあるといいます。とくにETCカードは熱に弱いですから、炎天下に駐車する際にはカードを抜き忘れないよう気を付けたいものです。
写真:アフロ
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