【朗報】ロードスター35周年記念車が想定以上のバカ売れで増産決定。今ならまだ間に合う報せも到着、欲しい人はダッシュ！

マツダ ロードスター 35周年記念車

ボディカラーのほかフロアカーペットも専用色に

ところで、この35周年記念車がここまで人気を得た背景はどこにあるのでしょう？

まず間違いないのは、特別なカラーコーディネートがファンの琴線に触れたということでしょう。

ボディカラーは、ロードスターの通常モデルには設定のない「アーティザンレッドプレミアムメタリック」。インテリアの「スポーツタン」は通常モデルにも設定がありますが、フロアカーペットまでスポーツタンでコーディネートしているのは35周年記念車だけ（通常モデルのフロアカーペットはブラック）。

ND型と呼ばれる現行型ロードスターは、これまで深緑のような“渋い色”のボディカラーは設定がありませんでした。しかし今回のレッドは「ワイン色」ともいえるほど落ち着いた色調で、年配の人にもよく似合います。そんな“ND初となる渋いコーディネート”が購入意欲を高めたのでしょう。確かに、筆者も心惹かれます。

そしてこの35周年車に関しては、人気以外にもマツダの当初の見込みとは違う現象が起きているとのことで、それも実に興味深いポイント。

まずはロードスター全体の受注状況ですが、マツダとしては「35周年記念車に発注が入る分だけ通常のカタログモデルの受注は減る」と考えていたようですが、ふたを開けてみれば「カタログモデルの受注台数は大きく減らず、そこに35周年記念車の台数が上乗せされた」という嬉しい誤算が生まれたのだそう。