A4の本命、アバント登場 セダンとどちらを選ぶ?
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:荒川 雅臣
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:荒川 雅臣
新型A4アバントは、伝統の美しさを更なる高みへと導き、同時に走りっぷりやユーテリィティ性までも引き上げる、理想的なモデルチェンジを達成したと言える。そして同時に賞讃したいのが、セダンとの特に走行感覚に於ける差の小ささだ。
前のページでそこに触れていないのは、少なくとも単独で乗っている限り、その点で敢えて指摘しなければならないほどの違いは無かったからである。もちろん、もっと多くのグレードを乗り較べてみなければ断言はできないが、今回そして他の機会に試したモデルの印象を振り返る限りは、乗り心地が硬くなっていたり、遮音性が落ちていたりということを、ほとんど意識させられなかった。これは簡単にできることではないことだろう。
もう一点、進められた地道な改良にも触れておきたい。3月に発表されたセダンとスペックを見較べてみると、1.8TFSIの燃費が10.15モードで12.2km/Lから13.4km/Lへと、グッと良くなっていることに気付く。実はA4は、このアバントからオルタネーター充電制御などの各種改良を行なっているのだ。
良いと思ったものはすぐに採り入れて製品に反映する。その姿勢は、まさにドイツ車らしいところ。セダン・ユーザーには歯がゆいところだろうが、そうした姿勢こそが結果としてブランドへの信頼に繋がっていき、既存ユーザーにも有形無形のメリットをもたらすはずだと信じたい。もちろん、それにはアウディジャパンの今後の弛まぬ努力が不可欠なのは言うまでもないだろう。
この内容でセダンとの価格差は18万円。今、アウディA4を買うならば、僕はきっとアバントを選ぶ。そしてA4シリーズ中のアバントの販売比率も、きっと先代以上に高まることになるのではないだろうか。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
イモトアヤコ、600万円超の「“オシャ”ハイエース 」購入! 「車中泊楽しそう」「テンション上がる」反響多数のゴードンミラー「GMLVAN V-01」とは
日産、英国のゼロ・エミッション義務化に「早急」な対応求める 政府目標は「時代遅れ」と批判
「柏の杜オークション」会場で「パラモトライダー体験走行会」開催! 参加者だけでなくボランティア活動にも興味を持ってもらえた1日でした
WRCラリージャパンで発生した“一般車両コース侵入事件”、FIAは「非常に深刻な問題」として調査へ。来季大会にも暗雲
サンパウロGP3位の勢いそのままに……ガスリーがラスベガス予選3番手「最後のアタックはアドレナリンが溢れたよ!」
【旧車高騰の背景を見たり?】足を運んだファンは過去最大の1万2500人! 全米最大のJDMイベント
アルピーヌ、東京オートサロン2025に『A110 Rチュリニ』など出展へ。山野哲也のトークショーも実施
12月1日は岡山国際でドラテク磨き! 初心者向け「カルガモクラス」もある「TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE」は要チェックです
F1第22戦水曜会見:レースディレクター交代は「知らなかった」と驚くラッセル。一方で対話を続ける意思も明かす
いすゞ新型「FRマシン」発表! 斬新「スポーティ顔」採用&四駆設定あり! “新開発エンジン”と8速AT搭載の「D-MAX」「MU-X」タイで発売!
大人気の輸入車コンパクトSUVが進化! VW改良新型「Tクロス」はどう変わった? 乗って思った「これでいいんだよ」感とは
トラックの頭と積荷が載ったトレーラーの知られざる接続部! 最後のロックはあえて「手動」にしていた
現行型が今も販売好調な「フォレスター」だが、日本のユーザーが選ぶべきは…やはり新型である理由
800万円は高いか安いか!? レトロ風で最新の安全装備充実!ミツオカ創業55周年記念車「M55」発表
【3分でわかるモデル解説】なんとなくMINIがほしいけど、どれを買えばいいか迷ってしまう初心者へ
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!