【目利き世代向け】新型「ムーヴ」は“ちょうどいい”軽ハイトワゴンなのか？ ライバルたちとの価格帯や装備の違いを検証する

新型ムーヴ発表会（撮影：編集部）

走行性能と快適性を両立。RSは“走り”も妥協なし

新型ムーヴは「毎日の移動だけでなく、休日の遠出も楽しめる軽快な走り」を開発テーマに掲げた。

プラットフォームは最新のDNGA世代を採用し、軽量高剛性化によって静粛性と乗り心地を向上。サスペンションは振動吸収性を高める再セッティングが施された。

RSグレードは64PS／100Nmを発生するターボエンジンとD-CVTを組み合わせ、合流や追い越し時も余裕ある加速を実現。さらに、Gでは4万4000円のメーカーオプションとなる、全車速追従アダプティブクルーズコントロール（ACC）とレーンキープコントロール（LKC）を標準装備し、高速道路や渋滞路でも疲労軽減に貢献する。

視界確保の工夫も特徴で、水平基調のインパネや細めのAピラー形状により死角を低減。RSは専用スポーツサスペンションや切削加工15インチアルミを装備し、走行・機能両面で高水準を実現している。