【低価格に強いスズキが本気のEV投入】新型「eビターラ」全貌公開。最大航続520km＆約399万円で登場…補助金適用で実質300万台前半に

eビターラ（撮影：小林俊樹）

価格と主なスペック

eビターラのボディサイズは全長4275mm×全幅1800mm×全高1640mm、ホイールベースは2700mm。車重は1700㎏～1890㎏となっている。

パワートレインは一体型の「eAxle（イーアクスル）」を採用し、効率とコンパクト設計を実現。最高出力と最大トルクは以下の通り。

【最高出力と最大トルク】
X（2WD／49kWh）：144ps（106kW）／193Nm
Z（2WD／61kWh）：174ps（128kW）／193Nm
Z（4WD／61kWh）：184ps（135kW）／307Nm

いずれのモデルも「イージードライブペダル」や3種のドライブモード（NORMAL／ECO／SPORT）を備える。電動4WD（ALLGRIP-e）搭載グレード（Z 4WD）はオートモードとトレイルモードを選択可能で、オートモードは路面状況に応じて最適な駆動力を配分し、トレイルモードはブレーキLSDによってタイヤが浮くような悪路でもスムーズな脱出を可能にする。

【価格と航続距離】
X（2WD／49kWh）：399万3000円（航続距離433km）
Z（2WD／61kWh）：448万8000円（航続距離520km）
Z（4WD／61kWh）：492万8000円（航続距離472km）

全グレード、クリーンエネルギー自動車導入促進補助金の対象となり、交付額は87万円。

（終わり）

（写真：小林俊樹、スズキ）