ロータス、フルEVのハイパーカー「エヴァイヤ」発表。価格は約2.3億円で2020年に発売へ
掲載 更新 carview! 写真:Lotus Cars
掲載 更新 carview! 写真:Lotus Cars
英ロータスカーズは7月16日、ロンドンで新しいフルEVのハイパーカー「エヴァイヤ」を発表し、2020年に販売開始すると発表した。
中国の吉利汽車(ジーリー)の傘下に入って初となるロータス車は、史上最もパワフルな量産車として姿を現した。「最初の存在」または「唯一のもの」の意にネーミングされた超弩級のEVは、ハイパーカーとしては最軽量となる1,680kgのフルカーボンボディに、2,000馬力/1,700Nmのモーターを搭載。0-100km/hは3秒以下、最高速度は320km/hに達するという。
ドライバー背後にマウントされる2,000kWバッテリーパックはグラススクリーンを通して視認でき、将来的により高性能な製品が登場した場合にはリプレイスも可能な設計となっている。また、商業ベースでは実用化されていないものの、技術的には800kWの急速充電にも対応しており、その場合にはわずか9分でフル充電が可能。航続距離はWLTP基準で400kmとされる。
ル・マン24時間レースに出走するマシンのエアフローを徹底して研究したというボディワークは「ポロシティ(多孔性)」がキーワード。コーリン・チャプマンの「すべてのコンポーネントは多様な目的を持って構成されるべき」という信念に従い、最低地上高はわずか105mmに設定され運動性能が高められるとともに、車両後端の大胆な開口部で車体のエアフローをコントロールしドラッグを低減している。戦闘機のアフターバーナーをイメージさせるリアのLEDライトなど、どこか有機的なエクステリアは、よく見れば「タイプ72」F1カーから引用されたスクエアなフロントセクションのディテールなど、ロータスの歴史に則ったものだ。
キャビンは、50~60年代のロータス製レースカーから着想を得て「フローティングウイング(浮遊する翼)」をモチーフにデザインされ、六角形のタッチスイッチが並んだセンターコンソールやボタン操作で開閉するディヘドラルドアなど新機軸が取り入れられている。
注目の価格はなんと170万ポンド(約2.3億円)と発表されているが、生産台数は130台限定とのことだから、案外すぐに完売してしまうのかもしれない。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
日程変更で生まれた「前代未聞」。SGT第5戦鈴鹿で挑む吉本大樹とLM corsaのもうひとつの挑戦
「燃費がスゴくいいスバル」第一弾ついに発表 新型水平対向エンジン搭載 “Sハイブリッド”新型クロストレックから
稀有な本格的「4シーター」 マセラティ・グランカブリオへ試乗 望めば不満なく速い550ps!
F1アブダビGP FP2速報|ノリスが最速でマクラーレン1-2! タイトルに向け好調な初日。角田裕毅は10番手
「今年のクルマ」は“ミニバン”に決定! 「フリード」初の栄冠 ホンダ久々の授賞
「セカオワ」が500万円超え「“高級”セダン」の“愛車”を売却!? 豪華顔「ミツオカ」車は“ジャケ写”にも登場! 「“SEKAI NO OWARI”カー」の正体とは
トヨタ「ランドクルーザー」3兄弟はどう違う!? 「どこへでも行き、生きて帰ってこられる」ランクル300/250/70 それぞれの“個性”とは
「軽さ」うまく表現したホットハッチ アルピーヌはクルマ好きの心を掴めるか 英国記者の視点
【祝・NISMO誕生40周年】新旧豪華マシンが集まった「ニスモフェスティバル2024」でロニー・クインタレッリ選手へのコールが鳴り止まず…
「日本一大きい教習車」か!? まさかの“JR2階建てバス”を教習所で 運転体験会を実施
【全ドライバー独自採点&ベスト5/F1第23戦】フェルスタッペンの見事な挽回劇。重要な局面でミスを犯したノリス
カプラーオンでブーストアップ! HKSから新型『GRヤリス』用「パワーエディター」発売
【どれが本命?】いつかは「クラウン」の失敗しない車種選び。注目の「エステート」も販売店が商談開始
アウディの人気コンパクトSUV「Q2」と「Q3」が同時改良。ディーゼル四駆の設定とエンジン出力が向上
今年のクルマ日本一は「ホンダ フリード」に。デザイン賞とテクノロジー賞、上位得票モデルたちも解説
スバル「クロストレック」に最上級ハイブリッド追加。専用パワトレなど注目点多数…18.9km/L、約383万円
【発売前なのに入手困難だと!?】アルファード/ヴェルファイア改良 最高級1000万超仕様と廉価版追加か
ヴィトンも驚く“モノグラム柄”で周囲をくぎ付け。マイバッハの2シーターオープンが放つただならぬ感
最新こそ最良か? 言葉を失うほどの性能に、間口の広さまで手にした新型「911」と「タイカン」をPEC東京で堪能した
日本カー・オブ・ザ・イヤー発表直前! 「10ベストカー」それぞれの推しポイントや意気込みを聞いた
【苦戦中】販売ランキングで軒並み30位以下に沈むマツダ…装備充実の4グレード追加でテコ入れなるか?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!