日産リーフが発売10周年。EVのパイオニアはいかに進化してきたのか? その未来を紐解こう
[PR] 2020/12/22 15:00 carview! 文:村田 尚之/写真:小林 俊樹、日産自動車
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――今後、リーフやEVはどのように進化するのでしょうか。どんな未来を想像していますか?
国沢 リーフをはじめ、EVの将来は快晴だと思ってます。技術的に言えば、この10年でバッテリーも驚くほどの進化を遂げています。初代リーフはバッテリーの総電力量が24kWhでしたが、10年で2.5倍の62kWhになった。昔は結構苦労したけど、リーフe+だったら充電は全然心配いらない。
また、急速充電も現在は50kWが主流ですが、よりスピーディな150kWの高出力充電器の整備も進むでしょう。間もなくデビューする「アリア」も130kWに対応していると聞いています。
磯部 おっしゃる通りで、今後の課題は早く充電できる技術やインフラの整備です。充電性能が向上すれば、重いバッテリーを多く積むというのはナンセンスになってきますし、EVの使い方も変わってきます。
また、マンションやショッピングセンターなど、生活に密着した場所も充電器の有無が重要になってきますから、日産としてもその背中を押すお手伝いが必要かと考えています。
国沢 EVが今より増えたら、充電器のあるお店やマンションが選ばれるようになって、おのずと充電環境も今よりさらに整っていくでしょうね。
――EVには購入時の補助金があります。
磯部 現在のリーフの補助金は最大42万円です。補助金があるということで興味を持っていただけることもありますが、補助がなくても買ってもらえるように、私たちもEVの価格をさらに下げる努力をしています 。
国沢 自動車は日本の基幹産業なんだから、可能な限り政府も全力で補助すべきだと思う。あと、EVにとっての本当のアドバンテージは電気が安い、つまりランニングコストが安いことですよね。例えば、アリアぐらいのサイズのクルマだと、補助金と電気代を考慮するとガソリン車と比べても十分な価格競争力があると思う。
あとは、”卵か鶏か”ではないけれど、クルマ本来の魅力でしょう。EVはガソリン車を凌ぐ部分があっても、趣味性まで含めた総合性能で考えると追いつけなかった。僕はいま、レース用だったリーフe+の車高を上げてオールシーズンタイヤを装着しているんだけど、どこでも行ける安心感があるし、もともと重心が低いので挙動にも不安がない。そこで感じたのは、リーフのスポーツ仕様とか、クロスオーバー仕様のようにバリエーションがあればイイのになと思うんです。
磯部 確かにバッテリー搭載位置や室内空間の確保を考慮すると、EVとクロスオーバーSUVは親和性が高いと思います。アリアの走りは、普通のセダンより安定しています。まだ具体的にはまだお話できませんが、リーフやアリアの他にも秘密のEV企画が進行中、準備は万端です(笑)。
国沢 補助はもちろん、技術的にもいよいよEVが来そうだ! という雰囲気を感じていますし、誰から見てもEVがイイなって思うときが、もうすぐ来るのは間違いない。「ガソリン車買ってる場合じゃないぞ」というEVが続々と登場してこそ、本当のEV時代到来ですから、他社に負けないように日産も頑張ってほしいです!
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