日本の道にフルサイズは入るのか。政治の都合が見え隠れする米国産トヨタの導入計画、その期待と現実的なハードルの高さを考える
掲載 carview! 文:APOLLO NEWS SERVICE 93
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トヨタ自動車は12月19日、米国工場で生産している「カムリ」「ハイランダー」「タンドラ」の3車種について、2026年から順次、日本市場への導入を目指すと発表しました。
カムリはケンタッキー州のTMMK(トヨタ モーター マニュファクチュアリング ケンタッキー)、ハイランダーはインディアナ州のTMMI(トヨタ モーター マニュファクチュアリング インディアナ)、そしてフルサイズピックアップのタンドラはテキサス州のTMMTX(トヨタ モーター マニュファクチュアリング テキサス)で生産されるモデルです。いずれも北米市場では中核を担う主力車種ですが、これらをあえて日本へ“逆輸入”する方針が示された形です。
背景にあるのは、米国側が問題視し続けている対日貿易赤字への配慮とみられています。トランプ政権下での通商政策を念頭に、米国から日本への完成車輸出を増やすための強力なカードとして、現地生産車の日本導入が浮上したという見立てです。
日本政府側も、日米関税交渉の文脈から輸入時の審査手続きを簡素化する動きを見せており、ホンダなども米国生産車の輸入を検討し始めているといいます。
もっとも、今回の発表はあくまで「導入を目指す」という段階に留まっています。国内での販売体制の整備をはじめ、日本国内での型式認証の取得や右ハンドル仕様の設定、さらには価格設定や販売店でのサービス体制など、実務面でのハードルは決して低くありません。
通商とビジネス、その両方の思惑が複雑に絡むテーマだけに、まずは何が決まり、何が不透明なままなのかを冷静に見極める必要がありそうです。
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#トヨタ #逆輸入車 #日本市場 #SUV #ピックアップトラック
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