スズキ クロスビーは国民車目線でも単なる道具に納まらない実用小型車
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:編集部 6
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:編集部 6
「新時代の国民車」を探す実地調査企画の第12回目。今回の調査対象は、2017年暮れにデビューしたスズキの小型クロスオーバーSUV「クロスビー」である。
>>国民車とは?
まずはごく簡単にモデル概要を。
同じスズキの人気軽自動車「ハスラー」のデザインイメージを踏襲したクロスビーは、ワゴンとSUVを融合した“小型クロスオーバーワゴン”を名乗るモデル。いわゆる5ナンバーサイズだが、5ナンバー車に許された枠をめいっぱい使い切るのではなく、全長3760mm×全幅1670mmという小ぶりな寸止めサイズにとどめている。
用意される動力源は1種類で、排気量1Lの直列3気筒直噴ターボエンジンにモーター機能付き発電機とバッテリーを組み合わせた「マイルドハイブリッド」と呼ばれるシステム。モーターのみによる純EV走行も可能なフルハイブリッドと違い、加速時にモーターが少々のアシストをしてくれるというタイプである。
駆動方式は2WD(いわゆるFF)と4WDの二種類があるが、4WDの仕組みはビスカスカップリング式という比較的簡易なもの。カタログ燃費(JC08モード)は2WDが22.0km/Lで4WDが20.6km/Lとなっている。
ラインナップは、上級グレードにあたる「ハイブリッドMZ(200万3400円~)」と、標準グレードに相当する「ハイブリッドMX(176万5800円~)」の2タイプ。今回の調査車両は、上級グレード「ハイブリッドMZ」の4WD版にモロモロのオプション装備が付けられたものだ。
で、さっそく実地調査を開始したわけだが、この車はなかなか素晴らしき実用大衆車なのではないか? というのがいきなりの結論である。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
なぜ希望ナンバー「358」全国1位? 人気の1や2525等抑えたワケは? 全国で唯一の「抽選対象」はどこ?
よく販売したな!! スズキが作った傑作「X-90」まさに原寸大チョロQ……全長3.7mに2人乗りのSUVで魅力だらけ
最近Aピラーが寝かされたかっこいいクルマが多い分なおさら悩ましい……フロントガラスの内側の先端はどうキレイにするのが正解?
【リコール】インディアン Chief Dark Horse、ほか9車種 計201台
【MVアグスタ】アフターサービス体制強化のためサービスパートナーネットワークを開設
1台でエーミングとホイールアライメントを完結! さらに故障診断もできるAUTELの最新ツールに注目…IAAE 2024
ドゥカティ、期待の若手フェルミン・アルデゲルとの契約を発表。2025年にMotoGP昇格も、チームは未発表
ジャガー、電動パワステに不具合か 英国で報告多数 オーナーから不満噴出
日産と三菱商事、次世代モビリティサービスなどで共同事業を検討
期限切れに要注意!無車検&無保険で公道を走行した際の罰則とは
テスラ新型EV、2025年生産開始か 安価な「モデル2」がついに牙を剥く
Z世代男子、ホンダ「シビックタイプR」に惚れる。クルマ遍歴6台目にして気に入ったフィーリングとは?
【ズルいぞトヨタ!】欧州版「ヤリス」の商品改良が日本版より豪華&内容充実な“裏事情”とは
【やっぱり出るの?】開発継続が確認された新型「コペン」は定石通りこの夏に登場するのか
「トライトン」の悪路走破力がパジェロ級。SUVの洗練か、ピックアップの可能性か、そこが問題だ!
日本も常識になりそうな「オールシーズンタイヤ」ってなに? 財布と場所と面倒を同時に解決
ついに3000万円台に突入ダ! 「ニッサン GT-R」2025年モデル発表。伝説は続くのか…?
ホンダ ヴェゼル新型予告! シティ派からアウトドア派へ転向!? “ハントパッケージ”ってなんだ?
【言わんこっちゃない!】世界でEVの逆回転始まる! 中国の弱点を攻めるトヨタの粘り勝ち
いま買っとけ! 「コスパMAX」なのに…値上げ前や販売終了が迫る国産車4選
細かく言えばいろいろあるが、一度乗ると世界観に惚れてしまうテスラの最新「モデル3」