新型クライスラー300、品質&価格競争力↑↑
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:小林 俊樹
イプシロンに加え、この日の試乗会で乗ったもうひとつの新型クライスラーは、300という素っ気ない名前の大型セダンである。300というのは伝統的にクライスラーが用いているセダンの名称で、この新型は全長5m超、全幅1.9m超、ホイールベース3m超という立派なサイズの4ドアボディを持つ、現代流アメリカンフルサイズセダンというべきクルマだ。
クライスラー300は先代も300Cとして日本に導入されていて、そのスクエアなボディは記憶に新しい。その発展型といえる新型は、先代と見分けがつき難いといわれる。新型の見分け方としては、ヘッドライトやグリルのデザインが微妙に変わっている他、キャビン部分でAピラーの角度が先代より寝ているように見える。もしもそのとおりであるなら、おそらく空力を意識した変更と思われるが、どのメーカーもキャビン部分のアーキテクチャーにはマイナーチェンジでは手を入れないから、フルチェンジといえる変化と考えていい。
先代がデビューした際、そのプラットフォームは2世代前のメルセデスEクラス、W210をベースに開発されたといわれた。当時クライスラーはダイムラーの傘下にあったからで、たしかにそこにはサスペンションをはじめW210系のコンポーネンツも用いられていたが、実はクライスラーの独自開発によるものだったらしい。新型300に用いられているのは、その先代プラットフォームの発展進化型といっていい。
日本仕様300を簡潔に表現すれば、上記のサイズを持つ4ドアボディの内側に3.6リッターV6エンジンと8段ATを搭載、後輪を駆動するクルマということになる。サスペンションはW210メルセデスを遠い祖先に持つフロントがダブルウィッシュボーン、リアが5リンクの4輪独立。アメリカ本国では、5.7リッターと6.4リッターのV8搭載モデルも選択可能で、ヨーロッパを意識した3.0リッターV6のターボディーゼルも用意されている。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
どうせ乗るなら、悪路に強くてカッコいい車がいい! アウトドアカーの代名詞的な三菱 デリカD:5がベースのキャンパー
マツダのETC取り付け位置に唖然……色々あってフツーの場所なったけど戻した方がよくね??
なんで今でもこんなカッコいいの……サンルーフの開き方なんて痺れるぜ!! やっぱ2代目ハリアーこそ至高!! 内装のデキ伊達じゃなかったのよ!
コンパクトなのに積載性ハンパなし!? [新型WR-V]はキャンプにもピッタリ! ホンダが提供する新たなライフスタイルとは?
2024年3月 中古車相場 値上り・値下りランキング ランクル70、高値傾向に
【2024年3月 中古車見積ランキング】プリウス(50系)がトップに返り咲き
GTワールドチャレンジ・アジアがセパンで開幕。8台参加の日本勢はDステーションが総合6位入賞
キャンプにオススメ!野外での“トイレ事情”を解決する「キャンパートイレ」発売
三菱 コンパクトSUV「ASX」改良モデル発表 “ダイナミックシールド”強調した新デザイン
「ランクル250販売前線」悲喜こもごも?? 意外に多い「辞退客」とは? ディーラーごとに対応は千差万別だった
テスラ「モデル3」 最高速262キロ!専用デザインの新グレード「パフォーマンス」追加
ヒョンデ、高性能EV「IONIC 5 N」の国内仕様車の概要を発表 4月25日から期間限定モデル「First Edition」の購入予約受付を開始
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う
ホンダのお手頃SUV「WR-V」が絶好調。一番人気は中間グレード「Z」、色はプラチナホワイト
走り特化型の新生「カイエンGTS」発売。パワー増でついに500ps、0-100加速4.4秒へ
ノアヴォクじゃないのが欲しい? トヨタの“隠し玉”キャンプワゴン「クロスバン」の楽し過ぎる中身
【軽トラ】スズキ「キャリイ」一部改良でオシャレ度アップ! 新色「デニムブルー」設定、安全性も向上
CX-80の新着フォト集&サイズ判明! アーティザンレッドもいいが、メルティングカッパーが凄い
2.0L幌ロードスター市販化へ前進!? マツダがS耐参戦体制を発表。開発を視野に入れた取り組みも