【これが本当に最後】アルピーヌ「A110」生産終了へ。もう二度と買えない“軽量ミッドシップ”の価値と後悔しない選び方
掲載 carview! 文:小林 和久(株式会社ヘンシュウシャ) 14
掲載 carview! 文:小林 和久(株式会社ヘンシュウシャ) 14
A110 ブルーアルピーヌエディションの価格、限定台数、主な装備を整理しました。
■A110 R70 ブルーアルピーヌエディション
「A110R」ベースのA110 R70 ブルーアルピーヌエディションが10台限定で1850万円。サベルト製フルカーボンバケットシート、ブルーアルカンターラインテリア、ドライブレコーダー機能付デジタルミラー、18インチカーボンホイール、ブルーブレーキキャリパー、R専用アクラポヴィッチ製チタンエキゾーストなど。
■A110 GTS ブルーアルピーヌエディション
「GTS」ベースのA110 GTS ブルーアルピーヌエディションが30台限定で1200万円。シートヒーター付リクライニングシート、グレーレザー、グレーステッチ、助手席アルミフットレスト、収納ボックス、専用フロアマット、GT RACE 2トーンホイール、ブルーブレーキキャリパーなど。
■A110 ブルーアルピーヌエディション
「ピュア」ベースのA110 ブルーアルピーヌエディションが30台限定で999万円、シートヒーター付リクライニングシート、ブラックレザー、ブルーステッチ、助手席アルミフットレスト、収納ボックス、GRAND PRIXホイール、レッドブレーキキャリパーなど。
僕は、A110の美味しいところは手の届くスーパーカーだと思っていますので、Rは否定までしませんが、別のクルマと考えたいです。けど、一時期途絶えていたカーボンホイールが付いてくるのはちょっと注目したいですね。これくらいの金額なら、それくらい特別なものが付いてきてほしいです。補修などは難しいと思いますが…。
同様に、GTSも300psエンジンは魅力的に感じますが、僕は252psで十分かなと思っています。ただ、GTSは元の価格が1200万円でしたので、それにオプションのホイールやカラーキャリパーなどが最初から付いてくるし、そもそもブルーアルピーヌMは有償色で27万円アップとなるので、それらがいただけるとなると大変お買い得と言えます。
注目したいのはピュアのA110 ブルーアルピーヌエディションです。
こちらも同様に有償色のブルーアルピーヌMの27万円、カラーキャリパー代6万円が含まれていて、選ぶことすら出来なかったリクライニング+ヒーター付きシート、いつの間にか無くなっていた助手席フットレストが付けられるだけで、もう買いです。そもそも、最終的にピュアは1040万円にまで新車価格が上がりましたので、1000万円を切っているだけでもバーゲンセールです。
つい先日20台の限定販売されたやはりピュアがベースの「アニバーサリー」は一瞬で売れてしまったと言います。最後のガソリンピュアスポーツが欲しいと思っているあなた、とりあえずディーラーに行ってみることをおすすめします。
(終わり)
(写真:アルピーヌ、ルノージャポン)
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